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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2020年10月22日)
ホームページ/ https://www.fragor.co.jp/
株式会社フラッグシップオーケストラは「“非”常識を常識に」というミッションの下、「動画を変える。産業をつくる。概念が変わる。」という事業ビジョンを掲げるベンチャーだ。高額が当たり前だった動画制作の世界に、安く大量に高品質の動画を制作するサービス『ムビラボ』などを提供して“新常識”を企てている。
同社の根幹には、従業員の“個の人生”に焦点を当て、その目的と会社のビジョンを一致させるカルチャーがある。その結果、2020年版「働きがいのある会社」小規模企業部門の第8位にランキングされた。そんな同社のマネジメントポリシーや施策について、代表取締役の大澤穂高さんに話を伺った。
―御社の風土づくりにおいて基軸にしている考え方からお教えください。
まず当社では、正社員やインターン、アルバイト、そして業務委託のスタッフまで、同じ船に乗るクルーとして区別はしていません。その上で、全メンバーの“個の人生”にフォーカスし、その目的が当社で果たせることを最重視するカルチャーがあります。ビジョンとなる会社の進む先は、個々のメンバーの思いで変えることはできないからです。したがって、この会社でいかに個々のメンバーが「ハッピーな人生を送れるか」ということが当社を運営する究極的なテーマです。
―具体的には、どのように実践しているのでしょうか?
まずは採用です。新卒採用は毎年数名、中途採用は毎月1〜2名のペースで行っています。採用面接は基本的に2〜3段階で、1次や2次は事業部や人事部の役職者やメンバーが行い、最終では私が行っています。採用に関する考え方や面接の心構え、採用基準などをまとめた「FSO RECRUIT WAY」を作成し、リクルーター向けに勉強会を開き、認識合わせを行います。これによって、均質な面接が行われていると思います。
代表取締役 大澤穂高さん
最終面接では、スキルレベルややりたいことなどは1次や2次でしっかり確認されているので、私はもっぱら応募者の人生目的を伺います。この会社の目的や行き先を最もよく知っているのは私ですから、その一致度を確認することが目的です。
メンバーマネジメントの基軸としては、当社のミッションである「“非”常識を常識に」を実現させていく上で重要と考える、次の5項目のクレドを設けています。
(1)CHALLENGE:常識を疑い続ける挑戦
(2)PROFESSIONAL:プロビジネス選手という自覚を持つ
(3)GROWTH:成長
(4)SPEED:スピード
(5)CREW:仲間・協調性
さらに、メンバーに求める“個”の力を“思考力”と“人間力”と定義して、それを追求するための行動基準となる17項目のCULTUREも掲げています。内容は「手段は目的ではない。本当の目的は何かに、こだわる」「すべては自己責任であり、他己評価だということに、こだわる」「後悔ではなく反省することに、こだわる」といったものです。
これらの推進・徹底においては、まず私が毎月の全社ミーティングで繰り返し発信するとともに、現場に落とし込む工夫をしています。
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