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アイデムの人材育成・研修部門の担当者が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2020年11月5日)
私にはもうすぐ5歳になる娘がいます。つい先日、娘の行動に驚き、成長を感じたエピソードがありました。それと同時に、「仕事でも大切なこと」を娘に気づかせてもらえました。今回はその出来事とあわせてお伝えしようと思います。
手元にある作品に納得がいかない!
先日、保育園の行事で「お店屋さんごっこ」がありました。年に一回開催される、子どもたちの大好きな行事です。お店に見立てた保育園のホールには、先生や子供たちが作ったさまざまな作品が並びます。自分で作った牛乳パックのバッグを下げ、そこに紙のお金を入れて、欲しいものを買うというイベントです。
たくさんストックがあるとはいえ、必ず自分の好きなものが買えるとは限りません。色も少しずつ違い、同じものはほとんどありません。その中で、娘が1番欲しかったのは「ギター」。幸い購入はできたものの、一番好きな色ではなかったようです。
「今あるもの」を工夫してみる
保育園では我慢をしていた娘ですが、家に帰ると好きな色じゃない、とすねてしまいました。そこで私は「だったら〇〇の好きなものを付けたりしてみたら?」と娘に声をかけました。私がアドバイスしたのはその一言だけです。
しばらくすると何かを閃いたようで、お道具箱からお気に入りのマスキングテープを取り出し、黙々と作業をし始めました。
途中で様子を見ると、納得のいかない箇所に自分でテープを貼り、一生懸命アレンジしていました。そしてやり切った時には満面の笑みで、そのギターを見せてくれました。最初こそ、気に入らなかったものの、自分で考え工夫したことで、最終的には「お気に入りの一品」に仕上げることができたのです。
うまくいくコツはヒントを自分のものにできること!
「なんだ、たかだか子どもの話じゃないか」と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これをビジネスパーソンに置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。例えば、こんな社員はいませんか?
・“このご時世で、既存客にも訪問を断られるのに、新規開拓や受注なんて無理だ!”と、なんでもコロナのせいにして、後ろ向きになっている。
・せっかく上司からアドバイスをもらっても、自ら落とし込んで考えることなく、行動にも起こさない。その結果、指示待ちになっている。
確かにコロナ禍において、どの企業・人も多かれ少なかれ変化やダメージを受けていると思います。このように書きながら、私自身もうまくいかないことを環境や状況のせいにしてしまうことがあります。しかし娘の一件により、気づき反省をしました。待っているだけ、周りのせいにしているだけでは、改善は見込めません。
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●文/横越有紀子(よこごし ゆきこ)
株式会社アイデム 西日本事業本部 キャリア開発支援チーム/人材育成・研修プランナー/育休後アドバイザー
大学卒業後、アパレル会社に入社、6年半勤務。販売員として従事する中、店舗運営、現場での新人・後輩指導に携わってきた。上司からの教え、後輩指導を通じ、「人材育成」の大切さを痛感する。その後、「真剣に仕事に向き合う人の力になりたい」と考え、株式会社アイデムに入社。結婚、出産、育児休業を取得後、時短正社員として復職。復職後は、仕事と育児の両立に課題を感じ、育休後アドバイザーを取得。現在、企業様向けビジネスセミナーの企画・運営・事務局に従事している。
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