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人材育成のツボ

研修企画で心がけている「視点を変える」こと

アイデムの人材育成・研修部門の担当者が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2022年10月18日)

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視点を変える難しさ

 

 私は、企業研修を企画する仕事をしています。その際、研修に関わる様々な人の視点から、考えるようにしています。お客様である企業のビジョンや教育部門の思い、受講対象者の受け取り方、エンドユーザーへの影響、そして提案する弊社や自身としての思いなどを、それぞれの目線で考え、できる限りお役に立てるよう努めています。業種、職種、雇用形態、階層・立場に関する視点も必要です。「視点を変えるのって難しい!」と苦しみながら企画を考えています。

 

 

 

 

入社前の気持ちを思い出せますか?

 

 みなさんは社会に出たころの気持ちを思い出せますか?
 私は現在、社会人10年目に達するか達しないかくらいの年齢ですが、悲しいことに当時は「遊んでおこう」という思いが強く、「会社のことって何か考えてたっけ…」と何も思い出せない有様です。

 

 そのような中、私は内定者向けの研修で登壇することになり、「入社前に知っておくと良いこと」をお伝えすることになりました。私と違い、「学生のうちに入社したら役に立つことを学んでおこう」という意欲のある皆様に、どうにかしてお役に立ちたいと思い、できる限り、受講者の視点に立って、知りたい内容を盛り込むようにしました。

 

 

さまざまな人に話を聴く

 

 内定者向けの研修を企画する際、お客様企業のご担当者様はもちろん、学生と面談をする担当者や、ご兄弟に大学生がいる人に「どのようなことを知りたいと思いますか?」「どのようなことで困ってそうですか?」と話を聴きました。「社会人のイメージができない」や「ビジネスマナーの重要性がわからないと思う」とお話しをいただきました。

 

 教育する側、受講者側に聞いた話を踏まえ、「入社して何が起きるか、周囲とどう関わるかをイメージしてみましょう」という内容を入れました。どのような場所で、誰と一緒に、誰を相手に「仕事をする」というイメージです。具体的に言えば、会社のオフィスに入り、「挨拶〜自己紹介〜仕事を教えてもらう〜指示を受ける」ということです。

 

 これは学生の例ですが、受講対象がミドル世代の場合は父親に話を聴いたり、友人の仕事の話を聴くこともあります。

 

 

>>>次ページにつづく

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につづく

 


●文/高橋脩子(たかはし しゅうこ)
株式会社アイデム 東日本事業本部 キャリア開発支援チーム/教育・研修企画担当、キャリアコンサルタント(国家資格)
団体職員として業務研修や経営者組織の運営に携わり、2018年に株式会社アイデムに入社。キャリアコンサルタントとしての傾聴力を生かし、顧客のニーズに沿ったコミュニケーション研修やビジネスマナー研修などを企画。学生向けや社内の研修で、講師としても登壇。仕事で生かせる研修の実施を意識して、企画提案を行っている。

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