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時事トピックス

2024年の賃上げ「実施予定」64.7％、「定期昇給」69.4％

人事労務関連のニュースの中から、注目しておきたいものや社会の動向を捉えたものなどをピックアップしてご紹介します。(2024年1月25日）

●2024年の賃上げ「実施予定」64.7％、「定期昇給」69.4％
公益社団法人経済同友会は、2023年12月（第147回）「景気定点観測アンケート」調査結果を発表しました。
調査期間：2023年12月1日〜12月18日
集計回答数：195人（製造業52人、非製造業143人）

＜結果のポイント＞
・2024年の賃上げ予定は「実施予定」64.7％､「実施予定はない」3.7％､「まだ決めていない」31.0％
・賃上げの方法（複数回答）は「定期昇給」69.4％､「ベースアップ」47.9％､「初任給引き上げ」36.4％、「一時金の支給・増額」21.5％
【PDF】2023年12月（第147回）景気定点観測アンケート調査結果





●入職率9.7％、離職率8.7％で入職超過
厚生労働省は、令和5年上半期「雇用動向調査」の結果を公表しました。本調査は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しています（有効回答数9,198事業所、入職者38,620人、離職者44,049人）。

＜結果のポイント＞
・年初の常用労働者数に対する割合である入職率・離職率は、入職率9.7％（前年同期比0.4ポイント上昇）、離職率8.7％（同同率）で、1.0 ポイントの入職超過
・就業形態別にみると、一般労働者の入職率7.5％・離職率6.8％、パートタイム労働者の入職率15.1％・離職率13.5％でそれぞれ入職超過


●鉄道係員へのカスタマーハラスメントの現状を把握
国土交通省は12月22日、第5回「迷惑行為に関する連絡会議」を開催し、令和4年度における鉄道係員に対するカスタマーハラスメントの発生件数等を公表しました。

令和4年度の全国の鉄道係員に対する暴力行為発生件数は569件、カスタマーハラスメント発生件数は1,124件でした。暴力、痴漢などの迷惑行為の現状や各社の取組状況の共有等を目的とするJR及び大手民鉄各社との「迷惑行為に関する連絡会議」（令和元年度立ち上げ）で、初めてカスタマーハラスメントの現状について報告されたものです。



＜最新雇用指標（2023年11月）＞　※数値は季節調整値

◆令和5年11月　一般職業紹介状況（厚労省）
有効求人倍率：1.28倍（前月比0.02ポイント低下）
新規求人倍率：2.26倍（前月比0.02ポイント上昇）

◆令和5年11月　労働力調査（総務省統計局）
完全失業率：2.5％（前月と同率）
完全失業者数169万人（前年同月比4万人増、3か月ぶりの増加）

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