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人材育成のツボ

組織の生産性向上へのカギ、「EQ」について考える

アイデムの人材育成・研修部門の担当者が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2024年4月11日)

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EQが高い人の特徴と傾向

 では、EQが高い人はどのような特徴を持っているのでしょうか。一般的には以下のような特徴があると言われています。

・自己理解が進んでいる
・モチベーションが高い
・リーダーシップがある
・周囲から慕われている(頼りにされている)
・自分に厳しく自己管理能力が高い
・判断力が高い

 自分の気持ちを知覚しているEQの高い人は、自己理解が進み、周りから求められていることを正しく理解しています。

 また、感情を理解した上でコントロールできるため、大事な場面でモチベーションを高く維持できる傾向にあります。感情をコントロールできるので自分の行動を統制しやすく、自己管理がしっかりできているのも、EQの高い人の特徴です。EQが高いと、自分だけでなく周囲の人の感情も敏感に察知し適切な行動を選択できます。相手の気持ちに寄り添いながら行動できるため、自ずと周囲からの信頼も厚くなります。




リーダーにこそ高めてもらいたいEQ

 いかがでしょうか。ここまでの解説で、なぜ今EQに注目が集まっているのかがお判りいただけたのではないでしょうか。人望が厚く、人を引っ張っていく力の強いリーダーがいる組織は総じて強い組織です。ロールモデルとしてそのようなリーダーがいることで、より良いコミュニケーションが育まれ、社員の定着にも繋がります。もちろん今も昔も業務遂行能力であるテクニカルスキルを磨くことは大切ですが、これからはプラスEQを伸ばすことにも目を向けるべきではないでしょうか。

 先天的要素の大きいIQと違い、EQは後天的に伸ばすことのできる能力です。意識してトレーニングすることで誰もが鍛えられます。傾聴力やアンガーマネジメントなどの研修で必要なスキルを身に付けることもできますし、現在ではスマホで手軽に始められるトレーニングアプリも数多くあります。無理のないところから取り入れてみられてはいかがでしょうか。



●文/山田賢司(やまだ けんじ)
株式会社アイデム 西日本事業本部キャリア開発支援チーム 人材育成・研修プランナー
大学卒業後、教職の道を志し、人生2度目の浪人を選択するも夢破れ挫折を味わう。その後、高額収入の得られる肉体労働やナイトワークに従事し資金を貯めた後、イベント企画会社を起業。しかし業績は安定せず見切りをつけ株式会社アイデムへ営業(現:採用プレゼンター)として入社。約20年間、顧客対応のみならずマネージャーとして営業所運営・部下指導についても多くの経験を積む。現在はこれら数々の経験を活かし、お客様が抱える課題解決のため、研修プランナーとして日々奮闘中である。
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