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シゴトの風景

第133回「就職氷河期世代のため息」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2025年4月1日)

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 中根さんの話を聞いていると、就職氷河期世代は昔も今も厳しい状況が続いていることがよく分かる。
「だからといって、すべてを時代のせいにするつもりはありません。大学時代の友人の中には、起業して社長として活躍し、マイホームや高級車を手に入れ、子供を学費が高い理系の私立大学に通わせている人もいますから。私の今の目標は現状維持。こういう考え方だから、なかなか窮地から抜け出せないのかもしれませんね」
(取材・文/イダツカ・ノサ)





<メモ>
 就職氷河期世代の明確な定義はありませんが、一般的には1993年から2004年ごろに就職活動を行った人たちとされています。大学や高校を卒業後、バブル崩壊の影響などによる就職難で進路を選ぶ余裕がなく、ブラック企業に入社したり、非正規雇用で働いたり、仕事に就けなかったりした人たちです。1970年代〜80年代前半に生まれ、約1,700万人にのぼると言われています。

 近年、大企業を中心に人材確保を目的にした初任給の引き上げが相次いでいますが、世代間の格差が問題視されています。特に氷河期世代は、ほかの世代と比べて賃金が上がっておらず、割をくっている状況にあります。社会全体の問題ですが、企業としては社内での公平性を考える必要があると言えます。
(三宅航太<株式会社アイデム>)
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