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事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子

第15回「新人が定着しない職場」

働き方や価値観が多様化する中、マネジメントは個別対応が求められています。さまざまな事例から、マネジャーに求められる対応を解説します。(2025年6月17日)

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オンボーディングで定着を促す

 新人に早く活躍してもらうためには、継続的なサポートが必要です。日々の声かけと小さな成功体験の積み重ねが、職場への定着と本人の成長につながります。下記、オンボーディングの具体的な施策をみていきます。





【入社前】入社前の準備
 名札、机、仕事に必要な備品など、入社前から準備を進めましょう。オンボーディングは入社前から始まっています。

【入社〜1カ月】安心感をつくる
 初日は、会社や事業の説明、職場見学などを実施します。直属上司との目標設定面談や、気になることのヒアリングも効果的です。

【1〜2カ月】業務スキルの定着
 仕様書作成の基本を覚えるなど、小さな具体的目標を設定して達成体験を積み重ねていきます。定期的なフィードバックや、同期会・ランチミーティングも有効です。

【2〜3カ月】主体的に動けるように
 簡単な業務改善提案など、小さなプロジェクトに挑戦してもらい、振り返りと今後半年間の目標設定を行いましょう。


 また、人材育成にあたっては、助成金制度の活用も検討するとよいでしょう。例えば、「人材開発支援助成金」というものがあり、事業主が従業員に職業訓練を実施した場合、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成されます。助成金活用にあたっては、事前に要件を確認し、訓練計画の策定や所定の手続きが必要です。不安がある場合は、社会保険労務士など、専門家に相談するのもよいでしょう。



●文/山田真由子(やまだ まゆこ)
山田真由子社会保険労務士事務所代表。特定社会保険労務士、公認心理師、キャリアコンサルタント。26歳のときに3度目の受験で社会保険労務士に合格。さまざまな業種にわたり、約15年のOL 生活を経て、2006年12月に独立開業。現在、「誰もが輝く職場づくりをサポートする」をミッションとして活動している。経営者や総務部担当者などから受けた相談件数は延べ10,000件以上、セミナー登壇は1,500回以上を数える。著書に『外国人労働者の雇い方完全マニュアル』(C&R研究所)、『会社で泣き寝入りしないハラスメント防衛マニュアル部長、それってパワハラですよ』(徳間書店)、『すぐに使える!はじめて上司の対応ツール』(税務経理協会)。
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