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口下手の人のためのトークテクニック/桑山元

言いにくいことを言うとき

わかりやすく話すためのテクニックや考え方、トークスキルを上げるヒントなどをお伝えします。(2026年2月26日)

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<会話例>書類のミスが多い人に対して

私「この前、友達と話してたら『うちの部下は書類のミスが多い』って怒ってたんですよ。私は逆に怒ってやりましたよ。ミスしようと思って、ミスしてる人なんていないんだ。それも分からないで、何が上司だって。ミスする側には1ミリも悪いところなんてないんだ、って。そう思いませんか?」

ミスが多い人「そりゃそうなんだけど…その部下も一度自分でチェックするなり、誰かに見てもらえばいいのにね」

 ここでのポイントは2つあります。

�‐�しデフォルメして、自分が主張したい側と逆側を応援すること(反論誘導)
�△修凌佑膨樟楔世Δ里任呂覆�、全く関係ない人の話としてエピソードを語ること(暗喩)

 本人に直接ぶつけず、第三者のこととして話すと、話された人は自分のことは棚に上げて反論したり、客観的な意見を言ったりするものです。





行き過ぎた肯定にはブレーキ

 人間とは不思議なもので、行き過ぎた肯定には、妙にブレーキをかけたくなるものです。例えば「ミスするなんて注意力散漫だよね」と主張すると「そうは言っても、その人だってわざとミスしたわけじゃないんだし」と反論が返ってきます。ですので、いきたい方向と逆方向に思いきり振ってみるのです。

 そうそう、その理髪店の悩みを解決してあげてどうなったか?
 しばらく、お互いの趣味のバイクの話で盛り上がった後、店員さんから「先ほどの話じゃないんですけど、うちも結構苦しくて値上げせざるを得ないんですよね」と切り出されました。
 えぇ、そりゃ快く受け入れるしかありませんでしたよ。



文/桑山元(くわやま げん)
研修講師・お笑い芸人・俳優。早稲田大学教育学部を卒業後、大手損保会社に入社。新入社員代表として答辞を務める。入社2年目に資産運用担当者として1,000億円を運用。その後、メインバンク本店担当部署で法人営業を経験。同社を退社後、声優養成所を経て、時事ネタを得意とするコントグループ「ザ・ニュースペーパー」に19年間所属。2022年に退団し、芸人と研修講師の二刀流で活動スタート。会社員時代に培ったビジネススキル、お笑い芸人として磨いたコミュニケーションスキルとアドリブ力などを武器に、企業や自治体などで数多くの研修を実施。メディア出演・掲載実績多数。著書に『すぐ使える!おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術』(日本実業出版社)。キャリアコンサルタント(国家資格)、損保代理店資格(特級・一般)、ニュース時事能力検定(準2級)。
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