「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづる「人材育成のツボ」。今回は“中途採用者研修のすすめ”です。
中途採用社員を採用する企業のほとんどは、即戦力としてこれまで培ってきた能力と経験を発揮し、自社の発展に寄与してほしいという期待をもっています。
しかし、能力や経験を期待したように発揮できず、なかなか戦力とならない中途採用者が時折いるということをお聞きします。
多くの場合原因は、「採用直後すぐに発揮すべき能力や経験は何か」を理解せず、せっかく持っている能力を表に出せないこと。あるいは、逆に、求められていないことに力を発揮しようとしてしまうことにあるようです。また前職の経験から離れきれず、新しい職場での仕事の進め方になじめなかったり、人間関係づくりがうまくできなかったりといったケースもあります。
学卒の新人と違い、中途入社の社員には、経験者であり即戦力としての期待がかかることは間違いありません。
一方、“新人”であることも変わりありません。ところが、多くの企業で「経験者なのだから」という観点から、入社直後に十分な意識付けが行なわれていないというのが現状のようです。
入社当初に“必要な導入”を行うことは、身につけてきたスキルや、貴重な経験の発揮を早期化(=即戦力化)することに、つながります。
では、「“必要な導入”とは何なのでしょう?」。そのポイントについてお伝えします。
中途採用は、退職者の補充、業務拡張のために必要な人材の確保、などといったことを目的に行われます。その際は、「マネジメントのできる人」「○○の経験がある人」「△△のスキルを持った人」といったように、採用する人材に求める能力・経験がはっきり決まっていることがほとんどです。そしてその求められる能力は、多くの場合、採用後に配属する部署で必要となる、専門性がかなり高い能力です。
採用後できるだけ短期間で能力発揮をしてもらうためには、この専門性以外に、“仕事を進める上で必要となるスキル”を保持していることが望まれます。転職前のA社と転職後のB社で、“仕事を進める上で必要となるスキル”がまったく異なっているということは、なかなかありえないことです。A社で身につけたスキルには、B社でも役立つものが多くあります。
B社が中途採用を行なう理由の一つは、前職のA社で教育され身についているスキルを、発揮してもらおうというものです。
このA社、B社のどちらでも発揮できる“仕事を進める上で必要なスキル”を、ポータブル・スキルと言います。前職でのスキルを“持ち運ぶ”というイメージです。
中途採用の目的の一つであるポータブル・スキルとは、例えば、名刺交換、来客応対といったビジネスマナーから、CS意識や問題解決といった、仕事を進める上の基本的な考え方など。新卒採用なら1から教えなければならない、どの企業でも求められる“仕事を進める上で必要となる”スキルのことです。
>>>次ページに続く
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>
>>中途採用にも必要な導入教育がある・・・中途採用者研修のご案内<<
「即戦力を採用したはずなのに」「期待された能力が発揮されない」「中途社員が定着しない」
中途採用社員に必要な基礎力を5つの視点(基礎実務・問題解決・対人関係調整・組織維持力・セルフコントロール)で整理。
グループワークやディスカッションで、受講者自身に考えていただきながら、「能力発揮」できる社員に育成します。
新宿会場 で随時開催中です。詳細は会場名をクリック
その他のコラム記事を見る
ヒトがあつまる職場/田中和彦
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス