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パート・アルバイトスタッフに「いかに定着してもらい、戦力として力を発揮してもらうか」についての施策や、考えるヒントなどを解説します。
皆さま、こんにちは! 店舗経営コンサルタント・店長養成道場 道場主の植竹剛です。来年卒業をひかえた学生さんたちの就活姿が一気に目立ってきましたね。電車に乗っていたり、道ですれ違ったりしたときに就活生のさまざまな表情を観察していると、皆真剣です。でも、当該者に見られていないと座り方や立ち方といった動作が雑で、ちょっと大丈夫かなと思ってしまう私がいます。見られている意識を高めることも、社会人になるための一歩だと思います。がんばってください!
今回は、業務を教えてからの飲み込みも速く、頭の回転も良いアルバイト人材に焦点を当てて、お話をしていきます。ときに非常に助かる人材ですが、ルールやマニュアルに矛盾などがあると、すかさず突っ込みを入れてくる「イタイところを突かれる」タイプでもあるかもしれません。
一様にアルバイトの仕事は、「考える」ことよりも、「考えた後の処理、実務」であることが多いと思います。分業化を推進し、効率を上げるためには必要なことでもあります。ですが、仕事ができるアルバイトの中には、自分の業務をこなすだけではなく、提案や意見をしてくる人もいます。
アルバイトA「店長、ちょっとよろしいですか。いつも気になっているのですが、納品伝票を入れておくレターケースがいつもいっぱいなんです」
店長「あ、そうだったね。ごめん」
アルバイトA「私は学生の間に税理士の資格を取ろうと思って勉強しているのですが、最低7年は保管義務があるのをご存じですか?」
店長「いや、正直知らなかったな」
アルバイトA「もしも税務調査が入ったとき、大変ですよ」
店長「うん、分かった。改善するよ」
アルバイトA「よろしくお願いします」
私の過去の実話です。売上が上昇傾向にあり、なかなか細かい管理まで手が届かない状態でした。スタッフは皆よく頑張ってくれていて、配送されてきた納品物は最速で処理します。伝票は指定場所に投げ入れ、すぐにオペレーションに戻るという感じでした。なので、ルールを作っても守られる期間は長くないだろうと思っていました。
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●文/植竹剛(うえたけ つよし)
1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
オフィシャルブログ: http://team-chikara.com/blog/
店長養成道場: http://tenchoyouseidojo.com/
バイトテロ対策: http://www.baitoterro.com/
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