「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
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判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
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パート・アルバイトスタッフを「いかに採用し、定着させるか」について、押さえなければならないポイントや、施策を考えるヒントなどを解説します。
★今月の問い
求人広告に「何」を書けば、応募が増えますか?
パートアルバイトさんの求人・定着にお困りの現場に行くのが私の仕事。今週お伺いした50店ほどのチェーン店さんでは、3月に私がお伺いした際に助言したことを実践してくださり、この2カ月間で一部山間地の店舗を除き、ほぼ全店で応募が増えているそうでホッとしました。
私の求人ノウハウは、いつも完璧というわけではありませんので、結果をお聞きするまでドキドキなんです。今月はその山間地の店舗に実際に行って、お店のみなさんと求人方法の知恵を絞らなくてはと思っています。
求人を出しても応募電話がさっぱりこない今の時代。この問いにみなさんはどう答えますか。
「求人広告に何を書けば応募が増えますか?」
・楽しそうな写真?
・時給アップ?
・社員割引の特典?
どれも悪くはないと思いますが、応募してくださる人を増やしたいのであれば、もっと最優先で考慮するべきことがあります。それは応募する人が困っていることに応えるということです。
●参考までに先月の問いに対する私の答え
「誰を狙いますか?」→「ママ・シニア・外国人の方」
●今月の答え
「求人広告に何を書きますか?」→「自分が狙っている人たちが困っていることは何か」
働きたいのに応募の電話をすることすら、ためらっていることは何か。そんなみなさんの困りごとを解決しよう。あちら(仕事を探す人)の事情をくみ取ろう。こういう視点で求人活動をすることが、人手不足の早期解決につながります。
下記に、求人のターゲット別に、想定される悩みと対策を整理しました。
●ママのためらい
・土日祝は働けない→求人欄に「土日働ける方歓迎」と書いてあるから電話しにくい
・勤務時間が9:00〜18:00だとちょっと長い→「応相談」と書いてはあるけど9:00〜16:00で週3日勤務がいいです…なんて最初から相談しにくい
・子供がいる→「お子さんが急病のときはどうするのですか?」と言われて不採用が目に見えている
<対策例>
「8:00〜17:00の間で働いてみたい時間・曜日・日数をご相談ください。働き方を一緒に考えましょう」
「お子さんの急病や学校行事など、助け合ってやりくりしています」
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●文/赤沼留美子(あかぬま るみこ)
有限会社スマイル・ラボ パートアルバイト労働総合研究室代表。パートアルバイトさん専門マネジメントコンサルタント。
1995年、津田塾大学卒業後、株式会社ファミリーマート入社。店舗勤務を経て、当時5,000店10万人のパートアルバイトさんマネジメントのしくみ(オペレーション基準・採用・現場訓練・評価)づくりと普及業務に約10年携わる。2005年独立。苦学生時代の豊富なアルバイト経験(20 種類超)と、前職で培ったノウハウとを活かし、パートアルバイトさんを主戦力とする企業のサポート活動を行う。顧客企業は宝飾品販売店(400店)、レンタカー(800店)、雑貨店(50店)、スーパー(40〜200店)、コンビニ(300店)など多岐に渡る。小学生3人の母。
http://part-soken.com/
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