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シゴトの風景

第83回「面倒な客」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2019年2月14日)

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 広告代理店に勤める梶木勝さん(仮名・35歳)は、いつも無茶な要求を突きつけてくる取引先A社に腹を据えかねていた。

 

「急に連絡してきて納期まで1週間しかない仕事を頼んできたり、進捗確認の連絡を入れているにもかかわらず何の返事もなく、結局仕事がなくなったこともあります。私個人の考えでは、付き合いをやめたほうがいろいろな意味でプラスになると思っていますが、上司からは我慢するように言われています」

 

 

 A社は、社長が将来的に進出したいと考えている分野に強みがあった。そのための布石として、関係を築いておく必要があるという。
「上司からはそう聞いていますが、社長がどこまで真剣に考えているかは疑問です。仮に本気で考えていたとしても、経営判断としてどうかと思います。そう考えるくらい、A社の対応はひどいです」

 

 

 営業職の梶木さんは顧客の要望を聞き、制作部門に伝える役割を担っている。A社の要求は理不尽なことが多く、制作部門の負担になっていた。
「要求どおりにやっても、報われないことは少なくありません。何案も出した揚げ句、結局採用されなかったことも一度や二度ではないです。制作の担当者も、A社の仕事であることが分かると明らかにテンションが落ちています」

 

 

 

 

 癖のある顧客にあたったとき、梶木さんはかつて研修で聞いた講師の話を思い出すという。
「その講師は、“客を選んでいい”と言っていました。すべての客に、同じような対応をする必要はないということです。自社の製品やサービスをよく利用してくださっていればいいのですが、ろくに利用もせず、高い要求ばかりしてくる客は付き合いを考えたほうがいいと言っていました」

 

 

 上司にはA社との関係を見直すように相談しているが、いつも「社長案件だから」と言われ、話を打ち切られた。梶木さんは、そんな上司にも不満を覚えていた。

 

 

「基本的に、自分より立場が下の人の言うことには、耳を傾けてくれません。表面上は話を聞いてくれますが、実際は上の顔色ばかり伺っています。お客さんの言うことも、うのみにしてしまいがちです。営業で同行したときも、先方から対応に困ることや理不尽なことを言われても、こちらの言い分を伝えず、相手の意向だけを聞いてしまうところがあります」

 

 

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●取材・文/三宅航太
アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。

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