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シゴトの風景

第87回「若手3人の退職が続いた理由」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2019年6月13日)

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「この数カ月の間に、若い人たちが立て続けに辞めていきました。共通しているのは、退職理由に社長が関わっていることです」

 

 インテリア用品の卸会社に勤める小林尚志さん(仮名・43歳)は言う。会社は社員数50人ほどで、全社員が顔見知りである。

「小さな組織ですから誰かが辞めれば、いろんなうわさが立ちます。今回は連続して3人も辞めたので、社内でも動揺が広がっています」

 

 最初に辞めたAさん(男性・30歳)は仕事の進め方に関して、不便に思っていることがあった。そのことで改善策を考え、社長に提案したという。
「社長は提案を受け入れられないことをAさんに伝えるよう、Aさんの上司である部長に指示しました。部長から話をされたAさんは、社長からは何のメッセージもないことに怒り、“一言あってもいいんじゃないか”と言ったそうです」

 

 Aさんが改善策を提案したのは、仕事の進め方について社長に話したときに「不便なら何か考えてみたら?」と言われたことが発端だった。対応を任された部長は「いっしょに話をしたほうがいいんじゃないか」と社長に進言していた。だが、社長は意に介さず、取り合わなかった。以前から退職を考えていたAさんは、この出来事で決意を固めたという。

 

 

 

 

 次に辞めたBさん(女性・32歳)は会社に不満を感じており、人員不足や業務改善を訴えるメールを社長に送っていた。だが返信はなく、退職を決意。腹いせに1カ月後に辞めるつもりで社長に退職届けを出すと、「後任も決まってないのに辞めるのは、社会人としてどうなのか」と言われた。

 

 するとBさんは「以前、私が送ったメールに対する返信がないのは、社会人としてどうなのか?」と反論した。加えて「人が足りていないのは会社として分かっていたはず。その対応もできず、後任が決まるまでいてほしいというのは、会社としてどうなのか」と続けたという。

 

 3人目のCさん(男性・29歳)は社長が関わっている業務を担当していたが、対応に困っていることがあった。何度も社長に相談していたが、状況が改善されることはなく、ずっとストレスを抱え続けた。やがて耐え切れなくなったCさんは、退職の意思を固めた。
 上長が慰留したものの、Cさんは「同僚も仕事も嫌いではありませんが、社長を信頼できません」と言ったという。

 

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●取材・文/三宅航太
アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。

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