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【企業に聞く】人が活きる組織

株式会社としはる/4代目若女将の挑戦 家族経営から法人へ

やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2019年9月26日)

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ホームページ/ http://14haru.com

 

 後継者が家業を「いかに運営していくか」は、事業継続に関わる重要な課題である。十四春旅館の4代目女将である玉垣多佳子さんは、お得意さまに特化した一見さんお断りの宿から、インバウンドニーズに応える宿へと大きく転換。事業継承のタイミングで法人化し、正社員の採用も行った。法人化の理由と従業員の採用や教育、経営ビジョンについて、若女将に聞いた。

 

 

―京都らしい風情を感じる旅館です。特徴を教えてください。

 

 旅館は明治42年の建築で、今年で110年となります。母屋と土蔵が2005年に文化庁から登録有形文化財に、塀は京都市から歴史的意匠建造物に指定されました。
 京都駅からタクシーで約10分。地下鉄を使えばひと駅という街中でありながら、大通りから一本中に入った立地で、静かにしっとりとした落ち着きのある宿と、みなさまから褒めていただきます。自慢の1つは、朝ごはんです。自然の素材を使い、出汁をとるところから手作りしており、お客さまが楽しみにしてくださいます。

 

4代目若女将で代表取締役の玉垣多佳子さん。教育の一環として華道のお稽古も実施

 

 

―法人化されたのは、どうしてですか?

 

 旅館業を始めたのは父方の祖母です。1951年にこの家を買って改装して住みながら、部屋数の少ない旅館業で生計を立てていました。その後、嫁いだ母が引き継ぎ、私も会社員をしながら母を手伝い、銀行を退職した父も加わり、家族経営で営んできました。部屋数の少ない旅館ですし、一見さんお断りで、用事があるときは予約を取らずに休むというような、のんびりしたものでした。

 

 変化のきっかけは2005年です。ある常連のお客さまから「これからはお客さまの層を広げていくのがいいのではないか?」という助言をいただいたのです。同じころ、登録有形文化財と歴史的意匠建造物の指定を受け、歴史ある京町家旅館として知られたことで、お客さまが殺到するようになりました。会社員をしながらの手伝いではままならないほど忙しくなり、専念することにしたのです。

 

 まず、旅館業を自分の一生の仕事として捉え直すことから始めました。京都大学が催す経営セミナーをはじめ、さまざまな勉強会に参加し、知り合いのコンサルタントにも相談しました。客室数が少ない旅館ですから、十四春旅館ならではの価値をしっかり発信し、共感していただけるお客さまに来ていただけるよう、広報やブランディングに私が取り組むべきと考えました。その仕事に集中するため、従業員を雇用して日々の業務を回していけるように組織化していきました。法人化したのは、各種社会保険を整備したり、休みを明確化するなど、待遇面を整える意味もありました。

 

門構えから歴史と京都らしい風情を感じさせる十四春旅館

 

 

>>>次ページに続く
・広報やブランディングに集中するとは具体的にどんなことですか?
・採用や教育にあたり、どんな工夫をしていますか?
・将来のビジョンを教えてください

 

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