「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ニュースPickUp
人が育つ会社/田中和彦
【現場に学ぶ】繁盛企業のマネジメント/岡本文宏
気持ちがラクになる1分心理学/吉村園子
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
メンタルトレーニングの考え方をベースに、ビジネスシーンで沸き起こるさまざまな感情との向き合い方を解説します。(2020年7月30日)
今回は、野村監督語録5つのキーワード「プロセス、根拠、他者志向、ライフスキル、恥」(図1)から、恥について、紹介したいと思います。
■図1.5つのキーワード
5.恥
<野村監督語録>
・人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩する。
・恥ずかしいと感じることから進歩は始まる。
・監督になってからも選手たちに「プロとして恥ずかしくないのか」と声をかけてきた。
・真にプロフェッショナルならば、ミスはまず「恥ずかしいこと」と感じなければ失格だ。
・恥ずかしいと受け止めて初めて「二度とミスしたくない」と思い、「じゃあ、どうすれば失敗を回避できるか。改善できるか」と考えられるからね。
自己評価に関わる感情のタイプを自己意識的感情といいます。恥は、自己意識的感情に含まれます。恥の定義は、現実または想像上の他者により批判される有害な自己を意味し、苦痛を伴い、自己の価値観や自己効力感(自信)への直接的脅威を意味する自己批判の経験とされています(有光,2001)。
例えば、人前でミスをしてしまった、チームに迷惑をかけてしまったなどです。恥にはメリットもあります。危機を知らせる働きがあります。また自分自身を振り返り、チームの一員として認められるように努力を促すとされ、道徳的感情と言われています(薊,2008)。
>>>次ページにつづく
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>
●文/笠原彰(かさはら あきら)
作新学院大学教授、メンタルトレーニングラボ代表、栃木県体育協会スポーツ医科学委員会委員
日本体育大学大学院修了。プロアスリートや中高生チームへの指導など、メンタルトレーニングに関する豊富な実績を持つ。近年はスポーツ分野にとどまらず、一般企業のビジネスパーソンのメンタルスキルトレーニングや講演活動も行っている。著書に『誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング』(学研プラス)、『気持ちの片づけ術』(サンクチュアリ出版)、『ゴルフのメンタルテクニック エビデンスに基づく 50のドリル』(ゴマブックス)。
http://mt-labo.sakura.ne.jp/
その他のコラム記事を見る
人材育成のツボ
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
気持ちがラクになる1分心理学/吉村園子