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ココロの座標

第53回「同僚はサイコパス?」

人の心が引き起こすさまざまなトラブルを取り上げ、その背景や解決方法、予防策などを探ります。(2020年8月27日)

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 職場に表面上はニコニコしているが、話を聞かない人はいないだろうか。仕事ができ、出世は早いが、自分のために人を利用するような裏表のある人たちだ。そういう人たちの中には、病的な性格の人がいる。

 

 

ショータイム

 

 ある日、幹夫は入浴中の息子を驚かせようとして、「ショータイム!」と言って風呂場に入っていった。息子は顔面蒼白になり、言葉を失った。幹夫が血だらけの猫の死体と包丁を手に持っていたからだ。幹夫は興奮する様子もなく、「どうだ。おもしろいだろう」と言った。幹夫は気分屋で、以前から妻や息子に暴力を振るっていた。翌日、妻は息子を連れて家を出ていった。

 

 

 

 

会社では優秀な人間

 

 38歳の幹夫は金融関連会社の営業で、常にトップの業績を上げていた。富裕層向けに金融商品を売っていて、会社では優秀な人間だった。話術に長けていて、顧客からクレームがあっても、その機会を利用して別の商品を売ってしまうようなところがあった。だから他の人たちの業績が悪くても、彼だけはいつも業績を上げ続けていた。

 

 また、彼は顧客に対して親切で優しいので評判もよかった。しかし、面倒な客は営業事務の女性に任せきりにして、自分は嫌な気分にならないように気をつけていた。会社で幹夫の本質を知っていたのは、事務の女性たちだけだった。上司たちは数字だけで彼を判断していたので、彼のそうした面は知らなかった。

 

 

たくさん決まりごとがある

 

 幹夫は強迫的なきれい好きで、俗にいう潔癖症だった。家に帰ると玄関で洋服を脱ぎ、すぐに風呂場に行く。また、日常的な験担ぎやルーティンが多く、さまざまな行動に決まりごとがあった。それを少しでも邪魔されると、すぐにむかつき、キレてしまう。一緒に暮らす妻や息子は、彼の性癖に嫌気がさしていた。

 

 こうしたプライベートでの様子は、会社には知られていなかった。幹夫には会社で見せる自分とは、まったく別の顔があった。彼はサイコパスかもしれない。

 

 

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●文/河田俊男(かわだ としお)
1954年生まれ。心理コンサルタント。1982年、アメリカにて心理療法を学ぶ。その後、日本で心理コンサルティングを学び、現在、日本心理相談研究所所長、人と可能性研究所所長。また、日本心理コンサルタント学院講師として後進を育成している。翻訳書に「トクシック・ピープルはた迷惑な隣人たち」(講談社)などがある。

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