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人材育成のツボ

研修の成否は、実施前に決まる

アイデムの人材育成・研修部門の担当者が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2021年1月14日)

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 皆さまは、社会人になって初めて研修を受講するときに、どんな気持ちだったでしょうか。「不安・期待・面倒・楽しみ・厳しそう・眠くなりそう…」など、様々な思いや感情を抱かれていたのではないでしょうか。もしかしたら、まだ研修と言えるようなものに参加したことがない方もいらっしゃるかもしれません。

 

 概ね研修方法は、大きく2パターンに分類されます。OJT (On The Job Training:職場内訓練)とOFF-JT(Off The Job Training:職場外訓練)です。今回は、OFF-JTでの研修受講について「マイナス意識を持たせないこと」をお伝えしたいと思います。

 

 例えば、6時間の研修でずっと講義を聞き続ける研修は、内容が自分の興味があるものでない限り、多くの方が退屈に感じるでしょうし、最後まで集中力が続く方は多くはないでしょう。

 

 受講される方の年齢・階層によっても異なりますし、楽しいと感じることの価値観は人それぞれです。ただ、総じて楽しくないものに参加したいとは思わないでしょう。研修はそういうものだと割り切って参加される方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、そういった方も割り切っているだけで本質的には楽しくないと思っているということです。

 

 

 

 

 会社として、初めて企業内研修を実施されるお客様で、特に私がプランニングをするときに気を付けていることの1つがこれです。人事担当の方によっては、「とりあえず、研修が実施できればいい」「厳しくガツンとやってほしい」「必要なことを淡々と伝えてほしい」等のご要望も頂きますが、それで教育がうまくいくなら誰も苦労はしないでしょう。

 

 もちろん、業務時間内に実施するものは、業務の一環としての研修ですので、正当な理由がない限りは参加を拒否することはできないケースがほとんどでしょう。だからと言って、受講される方を無視した会社側の要望だけに配慮した研修では当然うまくはいきません。あくまでも、研修の主役は受講される皆さんです。どんなに内容が良くても、受講される皆さんが意欲的に取り組んで、研修でやった内容を1つでも多く吸収して、現場で実践できるようにならなければ、ムダな時間と費用を掛けているだけになってしまいます。

 

 研修を実施する際に、私が必ずご担当者にお願いすることが2つあります。1つ目は、必ず研修を受講される方に研修実施の目的・背景・理由を伝えてくださいとお願いしています。なぜなら、事前に何をするかも伝えられずによく分からないまま参加をさせられるのは、行先も告げられずに「とにかく歩け」と言われているのと同じことです。研修開始時に講師が受講される皆さんに「今日、研修に参加された理由は何ですか?」とお聞きすると、「上司に行けって言われたから」という回答が返ってくることがあります。

 

 厳しいことを申し上げれば、この方はこの時点で帰られて、通常業務をしたほうが研修に参加するよりも、よほど生産性があると思います。但し、これはこの方の責任ではなく、研修に送り出した上司や人事担当の方に責任があると私は思います。その理由は、先に述べたことです。

 

 

 

>>>次ページにつづく

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につづく

 

 


●文/青 暢一(あおやぎ よういち)
株式会社アイデム 東日本事業本部 キャリア開発支援チーム/教育・研修企画担当
大学卒業後、大手自動車メーカーの営業職に従事。その後、人材派遣会社にてアウトソーシングの現場マネジメントを担当し、人材教育に注力。2007年、株式会社アイデムに入社。企業の課題に則した教育・研修を企画提案し、特に「マネジメント」研修、「コミュニケーション」研修での実績を積む。人材育成・活用を通じて企業が発展するために、「現場目線」「顧客目線」を徹底して意識した企画提案を行っている。

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