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シゴトの風景

第108回「手抜きをする同僚」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2021年3月11日)

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「職場で給湯室の掃除当番があります。10人くらいで回しているので、月に2回くらい順番がやってきます。シンクや排水口の掃除、布巾の除菌などが主な作業です。そこで問題になっていることがあります。当番の中に1人、手抜きをしている人がいるのです」

 

 専門商社に勤める神田真理子さん(仮名・36歳)は言う。掃除のやり方にマニュアルはなく、人によって違いがある。

「簡単に言えば、細かい人と大ざっぱな人に分かれます。教わった人によるところもありますし、それぞれの性格もあると思います。でも、作業内容は変わりません」
 問題が表面化したのは最近だが、神田さんは以前から気になっていたという。

 

「私以外にも数人が気づいていました。問題にならなかったのは、仕方がないという諦めの気持ちでいたからです」
 手抜きをしているAさんは以前から問題児で、自己中心的なところがあるという。仕事では、自分のやりたくないことがあると人に押し付けたり、忘れたふりをする。掃除の作業も以前からやったり、やらなかったりしていた。

 

 

 

 

「2カ月ほど前に新人が入りました。彼女が掃除当番に入ることになり、あらためて作業内容を確認したときにAさんのことが問題になったのです。Aさんについて、みんな多かれ少なかれ不満を抱えていることが分かり、会社に対応してもらうことにしました」

 今回、もう1つ問題になったことがあった。それは、掃除当番が女性だけに限定されていたことだ。口火をきったのは、新人だったという。

 

「掃除のやり方を教えたのは私ですが、そのときに彼女から“どうして女性だけがやるんですか?”と聞かれたのです」
 新人の問いに、神田さんは的確な回答を見つけらなかった。同時に、自分もおかしいと思っていたことにあらためて気づかされたという。

 

「Aさんのこともそうですが、女性だけが掃除をやることも、仕方がないと考えていたところがあったんです。でも、それは波風を立てたくなかったという気持ちもあり、見て見ぬふりをしていたというか。彼女に聞かれたことで、うやむやにはできないと思いました」
 神田さんたちは、まず掃除のやり方をマニュアル化することにした。やり方を統一しなければ、作業にぶれが生じるからだ。また、マニュアルを作れば、やっていない人に注意を促す根拠ができる。

 

「細かいことですが、除菌のためのハイターの量やつけ置きの時間、タオルの干し方まで決めました。当番の中に、干し方の違いを気にしていた人がいたのです。意見の調整は面倒なこともありましたが、今後はだいぶ問題が減ると思います」

 

 

>>>次ページにつづく

 

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につづく

 

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