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人事労務に関連するワード集です。基礎的なものからトレンドまで、さまざまなワードを解説します。(2021年4月22日)
女性の年齢別正規雇用率だけに見られる、特有の傾向を示した言葉です。女性の年齢別正規雇用率は学校卒業後の20代後半でピークとなり、その後、一貫して下がり続けます。これをグラフにするとアルファベットのL字(ひらがなの「へ」の字)のような形になることから名付けられました。内閣府が2020年7月に公表した「選択する未来2.0」の中間報告で初めて指摘されました。
L字カーブは、女性の働き方は依然として「フルタイムの正規雇用」と「パートタイムの非正規雇用」に二極化していることを表しています。その解消に向けて、正社員に加え、短時間勤務の限定正社員等の選択肢を拡大し、女性の出産後の継続就業率を高めることが求められています。「経済財政運営と改革の基本方針2020」(「骨太の方針2020」)では、産後に女性の正規雇用比率が低下するL字カーブの解消に向け、
・継続就業率の新たな目標の実現に向けた取組を推進
・女性の正規化を重点的に支援
・就業調整の解消
・女性に集中する子育ての負担の軽減
・配偶者の出産直後の男性の休業を促進する枠組みの検討など、男性の育児休業取得を一層強力に促進
などが盛り込まれました。
L字カーブと同様、女性の就業状況の特徴を表すものとして「М字カーブ」があります。女性の年齢別労働力率を表したグラフに見られる傾向のことです。女性の労働力率は、結婚・出産期に当たる20代後半から30代にかけて低下し、育児が落ち着いた40代以降に再び上昇する傾向にあります。これをグラフ化するとアルファベットのМの形になりますが、近年では解消されつつあります。
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