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わかりやすい文章を書く12のコツ

【コツ9】「の」の連続使用は2回までとする

読みやすい文章を作るための12のコツを紹介。書類作成のヒント。
(安田 正/株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ 代表取締役)

<例文>
◆
改善前
・今年度の人事評価の改定の話し合いには相当な時間を要する。
・未来の科学者の活躍の場を、いち早く設定する必要がある。
・ノートパソコンの最新の機種の予約受付が本日から始まる。

◆改善後
・今年度の人事評価における改定の話し合いには相当な時間を要する。
・未来の科学者が活躍する場を、いち早く設定する必要がある。
・ノートパソコンの最新機種の予約受付が本日から始まる。


ここが問題

 「…の…の…の…」といったように助詞の「の」が連続して使われている文章は、間延した感じがして、稚拙な印象を与えてしまいます。


「の」以外の言葉をおりまぜるか、省略する

 まずは「の」を省略できないか、試してみましょう。そして、省略できない場合はその文中で使われている「の」の意味に応じて、以下のような代わりになる言葉と置き換えてみます。

◆場所を示す場合「〜にある」「〜にいる」「〜に」 
◆時間を示す場合「〜における」
◆対象を示す場合「〜について」「〜における」「〜に対する」
◆所有を示す場合「〜が持っている」

 その他、場合によっては動詞表現に変えて、「…の…」→「…が…する」と置き換えることもできます。
「の」以外にも「…が…が…が…」や「…を…を…を…」なども同様です。一文が長くなってしまう原因ともなりますので、同じ言葉を3回以上繰り返えさないよう、気をつけるようにしましょう。



●文/安田正
1953年生まれ。1990年に企業向け研修会社 、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ設立。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)など多数。

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