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ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
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人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
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シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2021年12月16日)
ホームページ/ https://willows.co.jp/
不動産のフランチャイズチェーンであるセンチュリー21の加盟店として、東京都品川区や大田区、世田谷区および神奈川県川崎市、横浜市といったエリアを中心に、不動産に関するトータルサービスを手掛けている株式会社ウィローズ。不動産業界には営業職の成約ノルマが厳しく、長時間労働でパワハラ体質といった悪しきイメージがつきまとう中、逆をゆく“ホワイト”な経営を実践。極めて高い定着率とともに、業績も過去5年間平均で前年比152%という高い成果を挙げており、「働きがいのある会社2021」小規模部門の13位にランキングされた。そんな同社の経営方針や施策について、代表取締役の朝倉大樹さんに話を伺った。
―まず、御社の事業内容からお教えください。
当社の本拠地である東京都品川区を中心に、いわゆる城南エリアと神奈川県川崎市、横浜市を主な営業エリアとして、不動産の売買や賃貸の仲介のほか、土地を仕入れての分譲住宅の開発・販売、オーナーから1棟丸ごとお預かりする賃貸管理やハウスクリーニング、さらにはマンションをリノベーションしての販売といった不動産に関わるサービスをトータルにご提供しています。
代表取締役 朝倉大樹さん
―経営理念は、社名の由来でもある“Win by lose”と伺いました。その趣旨をお教えください。
“Win by lose”は「負けるが勝ち」という意味で、ウィローズという社名はこれを短縮して表現したものです。この理念に決めたのは、当社の創業の経緯によるものです。
大学時代、私はダメな学生でしたので(笑)、卒業後は自分を鍛え直すためにあえて厳しいとされていた不動産業界の営業職に飛び込みました。入社したのは20〜30名規模の会社で、そこで不動産のイロハから教えてもらい、12年後に独立する時は役員の立場になっていました。
その間、感じていたのは不動産業界には売上第一主義があり、例えば月末に「お客さまに契約をせかす」といった行為が日常茶飯事で、そのようにして数字を上げた者が偉いといった風潮があったのです。恐らく現在もそれが業界のスタンダードではないかと思います。
その一方で、お客さまから親御さんの不動産の売却を頼まれたり、お子さんの独立に当たっての賃貸物件の紹介を依頼されたりと、何世代かにわたるお取引をいただくケースが少なくありませんでした。もし強引な営業をしていたら、そんな関係性は築けなかっただろうと思ったのです。
つまり、営業第一主義ではなく、お客さま第一主義で臨めば、お客さまに満足していただけ、次につながるということです。お互いにWin‐Winなので、こうしたやり方のほうがいいのではないかと思いましたが、会社には会社の考え方があるわけですから、独立して起業する道を選びました。
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