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【企業に聞く】人が活きる組織

公益社団法人京都保健会 京都協立病院/総合診療・多職種連携で、あるべき地域医療のカタチを目指して

やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2022年7月28日)

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■病院概要
【所在地】京都府綾部市高津町三反田1番地
【病床数】99床(一般52床、療養47床)
【標榜科目】内科、神経内科、小児科、外科、整形外科、肛門外科、皮膚科、放射線科、リハビリテーション科
【Webサイト】 https://www.kyoto-kyoritsu.org/

 

 京都府の北部に位置し、京都・大阪・神戸からはいずれも車で2時間弱というロケーションの綾部市。人口約3,1万人の同市にある京都協立病院は、高齢者の幅広いニーズに対応する総合診療やリハビリテーションの地域拠点機能を提供している。地域医療の要とも言える総合診療機能の充実と、その担い手となる人材の育成に注力する院長の玉木千里さんに話を伺った。

 

 

―貴院はどういった性格の病院なのでしょうか?

 

 一般病床のほか、急性疾患について治療を受けて回復期にある方を受け入れる回復期リハビリテーション病床、病状が安定して在宅復帰支援のための地域包括ケア病床などがあります。一言で表現するならば、高齢者の方を主な対象とした総合診療とリハビリの病院です。在宅ケアと高次医療をつなぐ架け橋病院でもあり、地域密着型の医療に力を入れています。

 

 

院長の玉木千里さん

 

 

―「総合診療」という言葉は最近よく耳にします。具体的にはどのような位置づけになるのでしょうか?

 

 わが国では、2018年度から新たな専門医制度がスタートしました。これまでは国家試験に通れば、専門医としての資格を必ずしも持つ必要はありませんでしたが、新制度では内科や外科、小児科など、基本診療領域のいずれかのライセンスを取得する必要があります。総合診療は、全部で19ある基本診療領域の1つに位置づけられています。その上で、さらに専門的なサブスペシャルティ領域――仮に内科系であれば消化器や循環器、呼吸器などがあり――本人の希望に応じてそれらを目指すことになります。

 

 

―「総合診療医」という専門医なのですね。

 

 背景には日本における医師不足問題があります。一般論として地方にお住まいの方は、自分の症状や疾患にマッチする医療へのアクセスのしやすさという点で都市部に比べて不利です。そのため最初の段階では、総合診療医が患者さんに対応し、診断結果次第で必要に応じて該当する専門医につなぐ役割を担うことになります。

 

 

―今後、総合診療医は増えていきそうでしょうか?

 

 各地域に総合診療医がいる状態を目指すには、国家資格に通った人材の3〜4割は、専門医制度において基本診療領域で総合診療医を専攻してもらう必要があるとされていますが、現状では全初期研修医のわずか2〜3%にとどまっています。

 

 当院は、日本専門医機構が定める総合診療専門研修プログラムの基幹施設に認定されているほか、綾部地域における当院の位置づけ、つまり地域密着型の医療活動を行いながら高次医療への橋渡しを日々行っているという意味で、学ぶことと実践することの両面で総合診療医の養成に最適な場だと自負しています。当院の人材充実はもちろん、日本全体における総合診療医の養成という面でも貢献していきたいと考えています。

 

 

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