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【企業に聞く】人が活きる組織

扶桑工業株式会社/徹底したガラス張り経営で、先進的モノづくりを推進

やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2022年9月6日)

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■会社概要
【所在地】滋賀県長浜市大戌亥町730番
【設立】1962(昭和37)年5月
【資本金】2,705万円
【事業内容】建設機械・農機・エンジン等の部品の製造・販売
【Webサイト】 http://fusoco.co.jp/

 

 ヤンマーやコマツ、川崎重工業など日本を代表するメーカーから基幹部品の製造を委ねられている扶桑工業株式会社。同社は1990年代に一旦経営破綻を経験したものの、顧客や外注先、金融機関などからの理解・支援を得て再起を果たした。今日に至るまでの道のりと現在進めつつある新たな取り組みについて、社長の盒響厩Г気鵑伴萃役(サポートセンター長兼営業部長)の吉井浩二さんに話を伺った。

 

 

―御社の事業について簡単にご説明いただけますか?

 

盒兇気:農機等に搭載されるディーゼルエンジン向けには、シリンダーヘッドやハイドロリックベースといった部品を作っています。建機については油圧ポンプ、ギアポンプや流量制御に用いるレギュレーター、キャタピラー(履帯)部では高い強度が求められる足回り部品(上転輪・下転輪)を納入しています。

 

 

代表取締役社長の盒響厩Г気

 

 

―それらをヤンマー、コマツ、川崎重工業といった企業に納めているのですね。どれも単なる部品というよりは、それぞれの部位で重要な機能を担うパーツですね。

 

盒兇気鵝当社の取引先は、誰もが名前を知っているメーカーが多く、その中でも製造に高い技術が求められる基幹部品を任せていただいていると自負しています。

 

 当社は1962年設立と60年もの歴史があるのですが、1990年代に一度経営破綻を経験しています。先ほど挙げていただいた3社のお客さまはいずれもそれ以前からのお付き合いで、多大なご迷惑を掛けたにも関わらず、ありがたいことに今日まで取引を継続していただいています。

 

 

―どのような理由・事情があっての倒産だったのでしょうか?

 

盒兇気:創業者が他界した後、その息子さんが2代目として社長を務めていました。モノづくりでお客さまの期待に応えようと励んではいたものの、原価管理などの経営管理レベルの問題が放置され続けたところにバブルが崩壊しました。金融機関の融資姿勢なども厳しくなる中、資金ショートを回避できなくなったのです。1998年5月のことでした。

 

 

―予兆のようなものはあったのでしょうか?

 

盒兇気:当時の私は一中堅社員に過ぎませんでした。業績が芳しくないことは認識していたものの、そこまで深刻だとは知らず、まさしく青天の霹靂でした。私に限らず、経営者の意を受けて、資金繰りなどに奔走していたメンバー以外はほとんど誰も状況を把握していませんでした。

 

吉井さん:私は前年の4月に入社したばかりでした。その年の冬の賞与も支給されていたのに、翌春にいきなり倒産です。正直何が起こったのだろうかと狐につままれたような感じでしたね。

 

 

―非上場の中小企業の再建は、強力なオーナー企業が現れて主導するパターンが多いと思います。御社はどういう経緯があったのですか?

 

盒兇気:当社は新たなオーナーがいない中、再建を目指すことになったので、特殊なケースだと思います。取引先の方々の支援や理解が必要であることは言うまでもありませんが、その前提として、まずは「自分たちの力で再建するんだ」という意気込みを示す必要があります。

 

 再建の原資・元手となる資本金は、従業員自らが拠出することになりました。ただでさえ破綻で先行きについて悲観的になりがちなところ、さらに出資を求められ、不安を感じるのも無理からぬことです。ただ、皆の職場を守るための重要な第1ステップであることなどを丁寧に説明し、最終的には100人を超える社員が協力してくれました。

 

 結果的に社員からの出資が8割弱を占め、再建を後押しして下さる金融機関や顧客企業に2割強の株式を保有いただくような資本構成で、再出発することになりました。

 

 

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につづく 


 

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