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【偉人に学ぶ】仕事の悩みに効く1分ウォーク/みのわあい。

大きな目標ほど小さな歩みから(地理学者・伊能忠敬)

歩くことで得られるさまざまな効果を、科学的なエビデンスを交えて解説します。(2026年10月15日)

 大きなプロジェクトや目標を前にすると、「あまり進んでいない」「やることが多すぎる」と感じて、混乱してしまうことがあります。
 日本の地図づくりに取り組んだ江戸時代の地理学者、伊能忠敬は約17年をかけて全国を測量しました。測量隊が歩いた距離は約4万キロ。歩幅から計算すると、約6,000万歩※に及びます。1日1万歩としても、約16年分の歩みです。

※歩数は、測量隊が歩いた約4万キロを、歩幅約69センチで単純換算した概算です





 大きな仕事は、長い階段を一段ずつ上るようなもの。ハーバード・ビジネス・スクールの研究では、仕事が少しでも前に進んだという実感が、意欲や気分に強く関係していたと報告されています。仕事を小さく分け、一つ終えるたびに、進んだことを確かめてみてください。小さな達成感が、次の一歩を踏み出す力になるでしょう。

 仕事に追われていると感じたら、まず1分だけ歩いてみましょう。歩きながら、今日終えたことを一つずつ数えてみる。やることの多さではなく、終えたことに目を向ける。大きな目標も、今日の一歩から始まります。



●文/みのわあい。(ウォーキング・ヘルスケアコーチ)
20代でウォーキング指導の第一人者、デューク更家氏に師事。心身の健康とウォーキング理論を体系的に学びながら、氏のアシスタントとしてイベント出演やインストラクターの育成などに携わり、実践的な指導経験を積む。2014年から医学博士、橋本和哉氏のもとで医療ヨガを学び、身体機能と健康の両面からアプローチする指導を行う。現在、企業や商工会議所での健康セミナーや講演会への登壇をメインに、自治体の健康づくりやウォーキングイベントの講師としても活動。TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に『骨盤革命 1日1分の骨盤スクワットで美姿勢になれる!』(自由国民社)。

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