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パート・アルバイトスタッフに「いかに定着してもらい、戦力として力を発揮してもらうか」についての施策や、考えるヒントなどを解説します。
皆さま、毎日の業務お疲れさまです! 店舗経営コンサルタント、店長養成道場 道場主の植竹剛です。アルバイト不足を解消するための改善策のシリーズも第2回になりました(第1回はこちら)。
今回のテーマは、何をもってアルバイトスタッフを「一人前」と認定すべきかについてです。ほぼ毎回お伝えしていることですが、やはり人は「他人から認められている」ということを自覚することで、モチベーションが高くなっていきます。このような結果にすべく、仕組みと情熱を注入していきましょう。考え方のポイントをご説明します。
・認定基準の設定⇒明確なゴールの設定と周知
・一人前になるための道筋を示す⇒段取りの理解や努力すべきポイントを明確にする
・客観的に「できる/できない」を評価し、次のステップの具体化⇒客観的な評価と努力がダイレクトに反映される仕組みづくり
上記の3つがそろっていることが大切です。実現には、例えば鉄道で旅行をするイメージで考えてみましょう。
・目的地を決める
・日程を決める
・交通経路を決める
・鉄道チケットを購入する
・レールを敷かれた鉄道で目的地へ向かう
・定刻/遅延で到着
・目的地でリラックスをする
これは、学校の勉強の仕方にもよく似ています。アルバイトの属性は学生、フリーター、主婦などさまざまですが、ほぼ全員が子供のときからこのような方法で学習し、知識を習得してきた過去があります。こうしたシステムに慣れ親しんでいた過去、もしくは現在があるのです。裏を返せば、どんぶり勘定的な仕組みであったり、オーナーや店長の個人采配で時給額が決められる仕組みだったとしたら、「不安で仕方がない」という感情を持ちます。
アルバイトを3カ月以内で辞めた早期離職者の退職理由に、「しっかり教えてもらえなかった」という回答は常に上位です。
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●文/植竹剛(うえたけ つよし)
1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
オフィシャルブログ: http://team-chikara.com/blog/
店長養成道場: http://tenchoyouseidojo.com/
バイトテロ対策: http://www.baitoterro.com/
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