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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。
■会社概要
ホームページ/ http://www.acroquest.co.jp/
アクロクエストテクノロジー株式会社は自社製品の提供などを通じて、企業のシステム構築を支援しているIT企業。会社を元気にするために、数々のユニークな仕組みを考案・導入したことによる成果で、「Great Place to Work(GPTW)」の従業員25〜99人部門で「働きがいのある会社」2015・16年度国内第1位に2年連続選出された。
また、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞においても2015年度の審査委員会特別賞を受賞、他にも「よこはまグッドバランス賞」に認定、中小企業庁主催「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されるなど、注目を集めている。同社の風土づくりを主導し、『会社を元気にする51の「仕組み」』(日本実業出版社)という著書もある、取締役副社長の新免玲子さんに話を伺った。
取締役副社長 新免玲子さん
―御社には51ほどの“仕組み”があるとのことですが、それらの中で最も重要なのはどういったものでしょうか?
まず、51の仕組みは200以上ある仕組みの中から本に出すために選んだもので、一部だけですね。その中でも面白いのは、Meeting of All staffを略して「MA」と呼んでいる、全社員会議です。数々の仕組みはすべてこの場で導入や変更、廃止が決められるので、実質的な当社の最高決議機関となっているからです。
会議は月1回、その名のとおり全社員が参加することになっていますが、運用はかなり弾力的に行っています。まず、MAには「私情をはさまない」「徹底的に議論する」「コミットできない話題のときは退出する」という鉄則があります。この鉄則もMAで決めたので、全社員は納得して遵守しています。
ここでは、会社の経営方針からレクリエーションの企画まで、何でも議論して決めています。多数の議題から選択するのも社員による議長団です。全員の納得が決定の条件で、どれだけ時間がかかろうが“議論ストップ・多数決”は取りません。
―社員は80名と伺いましたが、全員で一度に議論するわけですか?
そうです。ただし、技術者集団ですので、議題を出すこともなく、発言が極端に少ない社員もいるわけです。そういう存在に対して「みんながエネルギーを費やして、一生懸命議論して決めたことの恩恵を、何も言わない人も受けるのはアンフェア」というもっともな意見が上がりました。
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