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パート・アルバイトスタッフに「いかに定着してもらい、戦力として力を発揮してもらうか」についての施策や、考えるヒントなどを解説します。
皆さま、こんにちは! 店舗の困ったを解決する店長養成道場 道場主の植竹剛です。2年間にわたり連載をしてまいりましたが、今回をもって一区切りとさせていただくことになりました。今までありがとうございました。
最終回のテーマは、店長です。アルバイトが持てる力を発揮できるかどうかは、店長にかかっています。店長には何が求められるのでしょうか。そして、店長にはどんなサポートが必要なのでしょうか。前号までの23回分の集大成でもあります。3つに分けてお伝えしてまいります。
1.店長に求められること
(1)新人の受け入れ
店長による勘やその場の状況によって、新人の導入プログラムを変更するということはかなり日常茶飯事に行われていることでしょう。かつて筆者もそうでした。
しかし、プログラムはその時点で最良と思われる仕組みのはずです。正しく実施し、検証することにより、最短時間で新人は成長します。本部機能があるのであれば、応援依頼をしてでも、導入プログラムは滞りなく実施したいものです。
(2)アルバイトの力を引き出す
その人の良い部分を探すことが最も重要です。「あら捜しによる欠点修正」スタンスはやめるべきです。筆者の過去の経験では、飲食店で「けん玉」を用いてお客さま支持No.1を勝ち得たアルバイトもいました。
また、会議やミーティングなどの実務以外も、仕事の時間です。これは法規上の視点からも基本なのですが、まだまだサービス残業を強いているケースも散見されます。不満が出ないように対応しましょう。
(3)評価の見える化
評価、処遇は隠す時代ではありません。従業員が時給を気にしがちならば、逆手を取って「すべて公開性」にすべきです。見える化の基礎は、「提示」「啓発活動」「現場との意見調整」によって成しえます。
また、評価制度に王道はなく、常にトライ&エラーで推進していくものであることを全員で認識する必要があります。
(4)功績に報いる
人は評価され、承認されることを望んでいます。その証しとして、生活が豊かになる経済的恩恵を得ます。得た利益はしっかりと還元すべきです。
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●文/植竹剛(うえたけ つよし)
1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
オフィシャルブログ: http://team-chikara.com/blog/
店長養成道場: http://tenchoyouseidojo.com/
バイトテロ対策: http://www.baitoterro.com/
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