「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!

「経営者やパート従業員の意識」等について、さまざまなデータを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

トヨタの思考法

第1回「自工程完結で、カップラーメンをおいしく作る」

トヨタ自動車の社内で生まれた「自工程完結(JKK)」という考え方を、ストーリー仕立てで解説する書籍が話題です。同書のエッセンスをご紹介します。(佐々木眞一/トヨタ自動車株式会社顧問・技監+一般社団法人中部品質管理協会)

< 1 2 3 >

 トヨタ自動車では、社内で生まれた「自工程完結(JKK)」という考え方に沿って、仕事を進めています。仕事の質を高め、やり直しを防ぐダンドリ仕事術「自工程完結」は勉強やスポーツなど、「段取り」があるもの全てに活用できる究極の思考法です。

 

 

 

トヨタの思考法(自工程完結)を理解する

 

 自工程完結とは製造現場で生まれた、『作業者自らが責任を持って、一つひとつの工程で悪いモノは作らない、流さない』という考え方です。『工程』とは『手順(プロセス)』を指します。例えば身近な例で、『カップラーメンを作る』手順で考えてみましょう。

 

 カップラーメンを作る手順は下記の通り。
 「(1)お湯を沸かす、(2)(沸くのを待たず)カップのフタを開けて、(3)粉末スープなどの袋を取り出し、(4)袋を破って粉末スープなどをカップに入れる。(5)沸いたお湯をカップの線まで注ぎ、(6)フタを閉めて、(7)3分待って出来上がり!」
 このように、おおよそ7つの手順に分けられます。これらの手順を間違いなく行う、つまり『一つひとつの工程を完結させる』こと(=自工程完結)により、美味しいカップラーメンが食べられます。

 

 

 

 

 

後工程はお客様という考え方

 

 クルマの部品は、約3万点にものぼります。そのようなクルマで、組み付けた部品が壊れてしまったら、人命にも関わることになります。そのため、いくつも検査(チェック)をして、不良品があれば取り除いています。しかし発生した不良品は廃棄し、良品と取り換えなければなりません。

 

 さらに部品が壊れた原因を究明する必要もあり、時間や費用がかかり、ムダも発生します。そこで、検査に頼るのではなく、『自工程完結』によって良いモノだけを、後に続く工程=『後工程』にバトンのように引き渡す。そうすることにより、出来上がった最終品も、間違いなく良いモノであると保証の考え方が生まれたのです。

 

 モノづくりの世界では、『後工程はお客様』という考え方があります。仕事は多くの部門や関係者で成り立っています。そこで後工程をお客様と捉えて、後工程の期待に応えるアウトプット(成果物)を引き渡して、お客様に高い品質の商品やサービスを提供します。

 

 サッカーのW杯で日本人サポーターが、試合後のスタンドに落ちていたゴミを拾う姿が世界で称賛されましたが、あれも、『後に使用する人への思いやり』から生まれた行動と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

※※※セミナーのご案内※※※

 

■「トヨタ流自工程完結」シリーズ 段取り力向上

〜やり直しを無くしモチベーションがあがる仕事の進め方〜
アイデム人と仕事研究所では、トヨタ認定講師によるトヨタ公式研修を開催します。
ホワイトカラーの労働生産性を高める手法をご指導します。「同じ失敗を繰り返す」「資料の作り直しが多い」「ムダな会議が行われている」等のお困りごとがある方にお勧めです。
6/19東京開催
8/24大阪開催 

< 1 2 3 >

この記事のキーワード

クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。

一覧ページへ戻る

2ページ目以降をご覧になるには、会員ログインが必要です。
会員登録(無料)がお済みでない方はこちら

会員登録(無料)はこちら

その他のコラム記事を見る

人気記事ランキング

シゴトの風景

[第81回「社長からのメール」]
働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。

人材育成のツボ

[実は簡単? 驚くほど仕事がうまくいく「聴き方」]
人と仕事研究所の教育・研修部門のスタッフが持ち回りで、人材育成をテーマに業務で感じたことなどをつづります。

ゼロから学ぶ人事評価/真田直和

[第3回「現実にあった制度の作り方〜現状分析編〜」]
人事評価制度は運用が難しかったり、形骸化するなど、実際に機能させるのは簡単ではありません。本コーナーは、実際の運用を念頭に置いた制度作りをゼロから解説します。
注目のコンテンツ

人と仕事研究所Facebook