「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!

「経営者やパート従業員の意識」等について、さまざまなデータを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

トヨタの思考法

第2回「目的の決め方は、スタバが教えてくれる」

トヨタ自動車の社内で生まれた「自工程完結(JKK)」という考え方を、ストーリー仕立てで解説する書籍が話題です。同書のエッセンスをご紹介します。(佐々木眞一/トヨタ自動車株式会社顧問・技監+一般社団法人中部品質管理協会)(2018年7月11日)

< 1 2 >

 トヨタ自動車では、社内で生まれた「自工程完結(JKK)」という考え方に沿って、仕事を進めています。仕事の質を高め、やり直しを防ぐダンドリ仕事術「自工程完結」は勉強やスポーツなど、「段取り」があるもの全てに活用できる究極の思考法です。

 

 

感動のサービスを提供できる秘密

 

 なぜ、スターバックスは、お客様に支持されているのでしょうか?

 スターバックスの一杯のコーヒーは、お客様の期待を超える「顧客感動」の先にあるものを実現しているからです。
その秘密を探るべく、自工程完結の6つのキーワード(1目的、2目標、3最終的なアウトプット、4手順、5判断基準、6必要なもの)のうち、まずは「目的、目標」について学んでいきましょう。

 

 

 

 

 目的とは、「何のためにやるのか」いう狙い、行動理由を指します。一方、目標は、「いつまでに」「どのレベルまで」を目指すのかという目的の到達レベルになります。目的は目指す方向であり、目標は目指す地点を表します。例えば、太りすぎで悩む人の場合、目的、目標は下記のようなものになるでしょう。

 

●目的:健康な体を作る
●目標:1年以内に体重10kg減量

 

 

スターバックスの店員の目的は何?

 

 では、目的を設定するやり方をみていきましょう。ここで問題!

 なぜスターバックスは長居するお客様を追い出さないのでしょう? 言い変えると、スターバックスの店員の仕事の目的は何でしょうか?

 

「目的:コーヒーをお客様に出す」

 

 思惑通りの回答です。目的を考える際、気をつけるべきことは、“やることが目的になってはいけない”ということです。
「コーヒーをお客様に出す」というのは、店員の作業を言っているに過ぎません。つまり、やることです。これだと、“出せばそれでいい”ってことにもなりがちです。

 

 

 

※※※セミナーのご案内※※※

 

■「トヨタ流自工程完結」シリーズ 段取り力向上
〜やり直しを無くしモチベーションがあがる仕事の進め方〜
アイデム人と仕事研究所では、トヨタ認定講師によるトヨタ公式研修を開催します。
ホワイトカラーの労働生産性を高める手法をご指導します。「同じ失敗を繰り返す」「資料の作り直しが多い」「ムダな会議が行われている」等のお困りごとがある方にお勧めです。
8/24大阪開催

< 1 2 >

この記事のキーワード

クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。

一覧ページへ戻る

2ページ目以降をご覧になるには、会員ログインが必要です。
会員登録(無料)がお済みでない方はこちら

会員登録(無料)はこちら

その他のコラム記事を見る

人気記事ランキング

マネジャーの仕事/田中和彦

[第36回「部下からナメられないようになるためには?」]
人材育成や評価、意思決定など、マネジャーにはさまざまな役割が求められます。マネジャーに必要な視点や考え方、心の持ち方などについて考察します。

判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊

[無期転換権発生前の雇止めの有効性〜N事件(東京高裁令和4.11.1判決、労判1281号5頁)〜]
近年、労働関係の訴訟は社会的関心が高まり、企業にとって労使トラブル予防の重要性は増しています。判例をもとに、裁判の争点や予防のポイントなどを解説します。

時事トピックス

[年収の壁・支援強化パッケージ、計画届受理状況]
人事労務関連のニュースの中から、注目しておきたいものや社会の動向を捉えたものなどをピックアップしてご紹介します。
注目のコンテンツ

人と仕事研究所Facebook