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労働時事ニュース

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  • 「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表（厚労省）

「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表（厚労省）

厚生労働省の「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」は、15日、精神障害の労災認定の基準に関する報告書を取りまとめ、公表した。
同報告書は、「労働施策総合推進法」（令和元年5月改正）により、令和２年６月からパワーハラスメント防止対策が法制化されることなどを踏まえ、精神障害の労災認定基準「業務による心理的負荷評価表」の見直しについて検討を行い、取りまとめたもの。
厚生労働省では、この報告書を受け、速やかに精神障害の労災認定基準を改正し、業務により精神障害を発病された方に対して、一層迅速適正な労災補償を行っていくとしている。
 
【報告書のポイント】
◆具体的出来事等への「パワーハラスメント」の追加
・具体的出来事として「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」を追加　など
 
◆具体的出来事の名称を「同僚等から、暴行又は（ひどい）いじめ・嫌がらせを受けた」に修正
・パワーハラスメントに該当しない優越性のない同僚間の暴行や嫌がらせ、いじめ等を評価する項目として位置づける　など
 
 

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