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パート・有期雇用労働者と正社員間の「不合理な待遇差」を見直した企業は約3割(厚労省)

厚生労働省は、令和3年「パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査」の結果を取りまとめ、公表した。
 
当調査は、パートタイム・有期雇用労働法の施行後の状況を明らかにすることを目的とし、今回の調査は、全国の事業所から約29,000事業所、このうち5人以上の常用労働者を雇用する事業所で働くパートタイム・有期雇用労働者から約23,000人を無作為抽出し、令和3年10月1現在の状況について実施したもの。有効回答率は事業所調査51.9%、個人調査57.1%。
事業所調査では、約29,000事業所のうち本社等である約18,000事業所に対して企業全体の状況を調査し、このうち有効回答である8,964事業所の回答を集計したものを公表。
 
【結果のポイント】
<事業所調査>
◆パートタイム・有期雇用労働者を雇用している企業の割合は 75.4%。そのうち「無期雇用パートタイムを雇用している」51.4%、「有期雇用パートタイムを雇用している」27.1%、「有期雇用フルタイムを雇用している」23.2%となっている
 
◆正社員とパートタイム・有期雇用労働者の両方を雇用している企業のうち、パートタイム・有期雇用労働法施行(令和2年4月、中小企業は令和3年4月)以降のパートタイム・有期雇用労働者と正社員の間の「不合理な待遇差の禁止」の規定に対応した企業の割合は28.5%、「待遇差はない」28.2%と合わせて6割近く。「パートタイム・有期雇用労働者の待遇の見直しを行った」企業について、見直した待遇は「基本給」が 45.1%と最も高く、次いで「有給の休暇制度」35.3%
 
<個人調査>
◆現在の就業形態を選んだ理由は、「有期雇用フルタイム」(男)では「正社員を定年退職した後に再雇用されたから」(44.4%)が最多。それ以外では「自分の都合の良い時間(日)に働きたいから」が最も高く、「無期雇用パートタイム」(男 66.6%、女 58.4%)、「有期雇用パートタイム」(男44.2%、女56.9%)、「有期雇用フルタイム」(女28.1%)となっている
 
◆「業務の内容及び責任の程度が同じ正社員がいる」パートタイム・有期雇用労働者の賃金水準についての意識は、パートタイム・有期雇用労働者計でみると「賃金水準は低く、納得していない」が 45.0%と最も高い
 
◆今後の働き方の希望については、いずれの就業形態も「現在の会社で」「現在の雇用形態で仕事を続けたい」が最多で、「無期雇用パートタイム」77.8%、「有期雇用パートタイム」69.7%、「有期雇用フルタイム」57.7%となった
 
 ⇒詳しくは厚生労働省のWEBサイト

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