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労働時事ニュース

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  • 2025年（令和7）度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関して要請（内閣官房・文科省・厚労省・経産省）

2025年（令和7）度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関して要請（内閣官房・文科省・厚労省・経産省）

政府は、就職・採用活動の日程の遵守や学業への配慮などについての理解と協力を要請する「2025（令和7）年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」をとりまとめ、令和6年4月16日付で経済団体等へ発出した。
 
要請を行った背景として、近年、学生の就職活動は、早期化・長期化する傾向にあることに加え、就職・採用活動の開始日より前にインターンシップ等と称して実質的な採用選考活動が実施されるなどの事態が生じているほか、就職活動を行う学生に対するハラスメントが問題化。これらは、学生に混乱をもたらすとともに、学業に専念する機会や、安心して就職活動に取り組める環境を大きく損なうものとしている。
また、採用と大学教育の未来に関する産学協議会の整理に基づいたインターンシップ等が開始されるようになるなど、学生の就職・採用活動に関する新たな取組も進んでいることがあげられている。
 
主な要請事項は「就職・採用活動の日程」「学事日程等への配慮」「インターンシップの取扱い」「卒業・修了後3年以内の既卒者の取扱い」「日本人海外留学者や外国人留学生などに対する多様な採用選考機会の提供」「オンラインの活用」「採用選考における学生の職業選択の自由を妨げる行為の防止の徹底」等。就職・採用活動の円滑な実施及び学生が学業に専念できる環境の確保のためには、足並みを揃えた 取組が必要とし、加盟各企業等に対し、周知と協力を要請している。
 
◆就職・採用活動の日程に関する要請事項
・広報活動開始： 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
・採用選考活動開始： 卒業・修了年度の6月1日以降
・正式な内定日： 卒業・修了年度の10月１日以降
その上で、専門活用型インターンシップ（2週間以上）で春休み以降に実施されるものを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生については、そのことに着目し、3月から行われる広報活動の周知期間を短縮して、6月より以前のタイミングから採用選考プロセスに移行できることとする
 
 
⇒詳しくは内閣官房のWEBサイトへ

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