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労働時事ニュース

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夫の家事・育児時間が長いほど、出産後の妻の「同一就業継続」が高い傾向−21 世紀成年者縦断調査（厚労省）

厚生労働省は、同じ集団を対象に毎年実施している「21 世紀成年者縦断調査（平成24年成年者）」の第12回（令和5年）の結果を取りまとめ、公表した。

21 世紀成年者縦断調査（平成24年成年者）は、平成24年10月末に20〜29歳であった全国の男女（及びその配偶者）に対して、結婚の状況、出生の状況、就業の状況などを継続的に調査するもの。先に実施した21世紀成年者縦断調査（平成14年成年者）との比較対照等を行うことにより、少子化対策など行政施策のための基礎資料を得ることを目的としている。第12回調査では、平成24年度の第1回調査から協力が得られた4,754人を集計対象としており、調査対象者の年齢は31〜40歳。
 
【結果のポイント】
◆第1回調査時に独身であった者の職業観
第１回調査時に独身であった者の職業観をみると、女ではこの11年間に「結婚していない」者に比べ「結婚した・出生あり」の者は、「家計に余裕をもつため」が高い
家計に余裕をもつため→　結婚していない36.1％、結婚した・出生あり74.4％＜概況P4＞
 
◆夫の平日の家事・育児時間と出産後の妻の就業状況
この11年間にこどもが生まれた同居夫婦（出産前に妻に仕事あり）では、夫の平日の家事・育児時間が長いほど、出産後の妻の「同一就業継続」の割合が高い傾向＜概況P6＞
夫の平日家事・育児時間4時間以上→同一就業継続76.0％、同2〜4時間未満→同76.9％、同2時間未満→67.9％、家事・育児時間なし→46.2％
 
 

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