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経営の源泉は人です。企業の存亡は、「人をどう育てていくか」にかかっているといっても過言ではありません。時代環境を踏まえながら、今後の社員教育のあり方について考察します。
1.経営環境は激変した
2008年のリーマンショック以来、世界同時金融危機・東日本大震災・電力不足・円高・タイの水害…と日本経済・ビジネス界を襲う出来事が次から次に押し寄せてきました。一方、以前よりジワジワと影響してきた国家財政危機・少子高齢化による内需縮小など、企業を取り巻く環境・条件は厳しいものがあります。
しかし、「企業は環境適応業である」の言葉どおり、厳しい環境・条件の中で生き残り、発展する道を歩まねばなりません。その成否を決めるのは経営者・幹部・社員にかかっています。まさに「経営の源泉は人」であり、今後の教育のあり方が企業の存亡を決めるといっても過言ではありません。
今回から激変時代の「社員教育とは?」と題して、これからの社員教育のあり方について述べてまいります。
2.世界・日本の中でどう生き残るのか?
ご承知のように多くの企業が工場や店舗を海外展開し、生き残り・発展を世界に求めています。そのような状況になると、世界で通用する人材が必要となります。その育成が重要かつ急務であります。今までの教育方針や進め方で通用するかを考え直す必要があります。
また、国内需要で生き残る企業であるとしても、日本の2011年国際収支の貿易収支が赤字に転換したことなどを考えるとその経営戦略や人事戦略についてもゼロベースでも検討しなければならないといえます。
まず、世界・日本市場の中でわが社はどのような分野や領域で生き残り・発展するのかの「経営戦略」が必要となります。
3.「経営戦略」を遂行する「人事戦略」が必要!
企業が「経営戦略」を決定しても、それを遂行する経営者・幹部・社員が従前の意識や能力・行動では実現できません。そこで必要になるのが、どのような人材を採用して、指導・育成するのかの「人事戦略」が重要となります。これからの企業が国際競争の中で必要とする人材の一例をあげます。
1.「海外勤務」OKの人…海外で経営・マネジメントできるリーダー人材
2.「自発力」の有る人…言われて動くのではなく、自主的に思考・行動できる人
3.「極める」人…人間国宝・ノーベル賞受賞者のように徹底的に一つのものを追い求め・極めて成果を出す研究者・技術者など
4.「スキルプラス」する人…単なるスキル(技量)アップ程度でなく、新たなスキルを身につける「ダブルスキル」「マルチスキル」の人
上記の人材を、意図的・計画的・継続的に採用して・育てることが重要だといえます。
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