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ビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題について、解決やキャリアアップにつながるヒントを学びます。(2019年6月20日)
コミュニケーション研修は仕事がスムーズに進むように、良好な人間関係を築くためのコツやヒントを得るためのものです。上司や同僚、顧客とのやりとりで行き違いや勘違いを起こさないよう、意思伝達の考え方や手法を学びます。円滑なコミュニケーションは働きやすさを促進し、ひいては会社の発展につながるものと考えられます。
研修内容は、コミュニケーションをとる対象によって変わります。大きく分けると社内向け(上司と部下など)と、社外向け(顧客や外注先との関係づくりなど)になります。また、目的が「コミュニケーションの活性化なのか、スキルの向上なのか」によっても変わってきます。
実際に私どもで実施した、A社のコミュニケーション研修の事例をご紹介します。
■対象はパートスタッフ
A社からの依頼は、パートスタッフを対象にした研修を実施したいというものでした。下記、依頼内容のポイントです。
・研修はパートスタッフを集めた慰労会の中で行うので、仕事だけでなくプライベートでも応用可能なものにしたい
・社内の規定上、賃金で報いることが難しい。そこで何かできないかと考え、研修を設けることになった。定着の施策としても考えている
・各事業所にいるパートスタッフたちは業務で連絡を取り合うことはなく、コミュニケーションをとる機会がない。研修を通してパートスタッフ同士がコミュニケーションを図れるようにし、横の連携につなげたい
・パートスタッフは仕事上、若手からシニア世代まで、さまざまな年齢層の社員とコミュニケーションをとることが求められる。研修でコミュニケーションスキルを学び、業務の橋渡し役としての役割に生かしてほしい
以上の要望を踏まえ、研修のゴールとして下記の2点を掲げました。
<研修のゴール>
・さまざまなコミュニケーションの手法を学び、場に応じて実践できるようになる
・普段別々の事業所で働いているパートスタッフ同士の横のつながりを強化する
>>>次ページにつづく
●文/三宅航太
アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。
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