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マネジメント悩み相談室/田中和彦

第40回「残業する部下を残して先に帰るのは気が引ける」

マネジメントに関する悩みについての解決策を示したり、対処法などを解説します。(2019年7月18日)

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■相談
自分の部署は、パンフレット類の制作を請け負う仕事なので、どうしても急ぎの依頼を受注した場合、残業が発生してしまい、定時に帰宅することが難しいのが実情です。それでも働き方改革の流れで、なんとか効率化を図り、残業時間の削減に努めてきています。
私も残業削減の旗振り役として、自ら早く帰ることを心掛けようとしているのですが、残業中の部下を残して先に帰るのは、どうしても気が引けてしまいます。だからといって、意味もなく会社に残ることも余計なストレスを感じます。このようなケースでは、どう考えればいいでしょうか?





■回答==========

 この手の相談も最近よく聞きます。部下からの不満で多いのは以下のような声です。
 働き方改革の流れの中で、上司から「残業せずに早く帰れ!」としつこく言われる一方で、上司から急な仕事を振られてしまい残業せざるを得なくなり、「じゃあ、どうすればいいんだよ!」というものです。

 相談者のあなたも残業削減の旗振り役ということなので、「残業は極力しないように」という思いと、「急ぎの仕事は納期を守って」という業務責任の間に生じる二律背反に悩んでいるのが伝わってきます。

 こういうケースでは、部下にも2つのタイプがあるように思います。1つは、残業中に上司から見張られているような気がして落ち着かないから、「上司にはとっとと先に返ってほしい」というタイプです。好きなコーヒーでも飲みながら、のびのびとした空気の中で、マイペースで仕事に取り組むのが好ましいという人も確実にいます。

 このタイプの人からはあまり不満も出ませんから、気にし過ぎることはありません。ただし、当たり前のことではありますが、1人でやらせてもダラダラ残業にならないように意識させる必要はあります。

 もう1つのタイプは、「部下に残業させておいて、自分だけが先に帰るなんて信じられない」という人です。被害者意識に陥ってしまい、残業をしていてもカリカリした状態で、「不明点があっても、相談や確認できる上司がいなきゃ、仕事がはかどらない」などと、さらなる負のスパイラルに入ってしまい、どんどん効率が下がっていったりします。

 どちらかというと、最近は後者の人のほうが多い気がします。
 では、後者の人たちの心の中にあるものをもう少し深く想像してみましょう。

 自分だけが残業しているのに、先に帰宅してしまう上司にイライラするのは、「自分に仕事をやらせているにもかかわらず、そんな部下のことを気にも掛けずに、気楽にとっとと先に帰るというのはどういうことなのか!」という気持ちです。
 要するに、部下に対する「無関心」や「愛情のなさ」を上司に対して感じてしまうからなのです。


>>>次ページに続く


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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)、『時間に追われない39歳からの仕事術』(PHP文庫)、『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』(WAVE出版)など多数。
連絡先:info@planet-5.com
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