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成果を生むチームづくり/伊藤じんせい
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ビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題について、解決やキャリアアップにつながるヒントを学びます。(2020年2月20日)
「うちは新人の定着率は悪くないほうだと思います。ですが、新卒の新人がスタイリストとして独り立ちする前に辞めてしまうことが少なくありません。スタイリストになるのに高いハードルを課しており、そのことが壁になっているのかもしれません。今の人たちの気質や傾向、時代の流れなどに合わせて、教育体系を見直す必要があると思っているところです」
ある美容室のオーナーから伺った話です。技術の基礎練習からスタートする、今の教育カリキュラムを変えることも検討しているそうです。例えば、自分の好きな髪型を選んでもらい、それを再現するには「どんな技術が必要で、どんな練習をすればいいのか」を学んでいくやり方です。オーナーは言います。
「まずは、仕事を好きになることから始めたほうがいいのかなと思っています。なので、美容師の楽しさを知ってもらえるようなカリキュラムを考えています」
社員教育は後進育成や能力向上など、さまざまな目的があります。企業にとっては経営活動の一環であり、成果につながったり、経営に寄与するものでなければなりません。教育を有効活用するための方法論として、インストラクショナルデザイン(以下ID)※というものがあります。適切な教え方を、体系的に考える手法です。第2次世界大戦時に米軍が行った新兵の教育手法が基盤になっており、米国では1980年代から企業教育として取り入れられています。
※インストラクショナルは「教育」、デザインは「設計」という意味で、直訳すると「教育設計」になります
IDにはさまざまなモデルがあり、代表的なのがADDIEモデルです。「Analysis(分析)、Design(設計)、Development(開発)、Implementation(実施)、Evaluation(評価)」の頭文字をとったもので、名前の通りADDIEの5つのステップに沿って研修を設計・推進します。このプロセスを繰り返しながら、受講者の評価や研修内容を改善し、よりよい研修にしていきます。
ADDIEモデルで最も重要なのは、ゴールを明確にすることです。研修を実のあるものにする上でも大切です。そのためには事前に「課題は何か?」「どのような立場の人が受講するのか?」などをはっきりさせておく必要があります。
例えば、新卒採用者であれば、彼らの大半が社会経験のない状態で入社してきます。ビジネスマナーや仕事の進め方を知らず、既存社員と同じように仕事をすることはできないでしょう。そのため、実際の仕事を覚える前に、社会人としての土台を作る必要があります。新卒研修のゴールの1つは、社会人の基礎を身につけてもらうことです。
▼2020新卒・新入社員育成プログラム▼
組織の一員として恥ずかしくない「ビジネスマナー」、職場の上司や先輩、顧客から信頼される「コミュニケーション力」、これら社会人としての基礎に加え、厳しい状況に陥っても力を発揮できる「レジリエンス力」が身に付くアイデムオリジナルのカリキュラムです。「入社時」「入社3カ月後」の2段階で貴社の未来を担う新入社員のスムーズな戦力化を図ります。
■東日本
全3コースをご用意しており、組み合わせは自由です。貴社の教育体制に合わせて必要なコースを選ぶことができます。
⇒詳細はコチラ
■西日本
「自分で考え行動する人材」を育成するために、ビジネスマナー、コミュニケーションをはじめ、さまざまなテーマの研修をご用意しています。
⇒詳細はコチラ
●文/三宅航太
大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経て、2004年、株式会社アイデム入社。データリサーチチーム所属。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。
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