「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
個人の働き方や企業の人事労務、行政の労働施策など、労働に関するニュースを取り上げ、課題の解説や考察、所感などをつづります。(2020年7月2日)
弊社ではCSR活動の一環として、「子供たちが『働く』ことについて考えるきっかけにしてほしい」という願いのもと、アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」を2005年より開催しています。
今年は、新型コロナウィルス感染予防の観点などからコンテストは開催中止となりましたが、このコンテストに合わせて3年前から実施しているキャリア教育に関連する調査「子供の頃のキャリア教育と就職活動に関する調査」を先日発表いたしました。
アンケートの対象は、大学または大学院卒で当時就職活動をし、初職が正社員・正職員だった社会人2〜4年目の男女。小学校5-6年生当時のキャリア教育の有無や自身の就職活動を振り返ってもらい、そのキャリア教育が就職活動に影響を与えたのかなどを確認しています。
今回はその調査結果から、いくつかのデータを紹介していきたいと思います。
小学校高学年の頃、将来なりたい職業はありましたか
小学校の卒業アルバムに、当時なりたい職業に「天文学者」と書いた記憶があります。その当時、隣の家のお兄さんが、大きな天体望遠鏡を持っていて、何度か一緒に星空を覗かせてもらうことがあったのです。夜空の星々は神々しく輝き印象深く、この体験が「天文学者」になりたいと思ったことにつながっていました。しかし一時的な空想であったため、そのことは中学校に入学してからは、すっかり忘れてしまいましたが…。
調査では、小学校5-6年生当時に「こんな職業に就きたい」という夢があったかを聞いています。結果は、「あった」が51.7%、「なかった」が36.2%、「覚えていない」が12.0%でした。「あった」回答者の就きたかった職業の上位をみると、男性は「野球選手」「運転手/車掌」「サッカー選手」の順、女性では「教師」「保育士・幼稚園教諭」「ケーキ屋・パテシェール」の順でした。
■図1.1:小学校5-6年生当時に将来就きたかった職業はあったか
また、その就きたかった職業は親の影響を受けているかをあわせて聞いています。結果は「受けている(どちらかと言えば含む)」が21.9%と2割で、親の影響を受けていない回答者が8割に上ります。
私自身もそうでしたが、小学校5-6年生の頃の職業への憧れは、生活体験や好きなこと、テレビなどの媒体からの影響が大きいことがうかがえます。
■図1.2:小学校5-6年生当時に将来就きたかった職業は親の職業影響を受けているか
>>>次ページに続く
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>
●文/小杉雅和(こすぎ まさかず)
東日本事業本部 データリサーチチーム所属/社会保険労務士
大学卒業後、大手運輸会社に入社し、営業事務職に従事。その後、労働保険事務組合にて、労働・社会保険の各種手続き、相談業務に従事した。1998年、株式会社アイデムに入社。「パートタイマーの募集時時給表」等の賃金統計や「パートタイマー白書」等のアンケート調査を手がける。現在は労働市場に関する情報提供、各種アンケート調査の作成・分析を主に担当。
その他のコラム記事を見る
ヒトがあつまる職場/田中和彦
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス