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社内コミュニケーションは、人の定着や生産性向上の土台となるものです。コミュニケーションの醸成や活性化させるための考え方や手法について解説します。(2020年11月19日)
コロナの影響でテレワークを導入する会社が増えた中、リーダーの労働時間が増えているという問題が出始めています。部下のデスクまで歩いていったり、コーヒーマシンの前で情報を得ることなどができないので、意識的にコミュニケーションを取る必要が出てきました。部下との対話時間を確保するために、小規模なミーティングが増えているのです。
また、時間や場所に関係なく仕事ができるようになったため、いつでもどこでもメールや連絡ができます。そのため、処理数が増えます。結果、夜遅くまで仕事をすることになってしまい、心身ともに疲弊しているリーダーが増えているようです。
予備時間を確保する
テレワークの導入とともに、自身の時間の使い方を見直して、現場の仕事を部下に委譲しているリーダーもいます。空いた時間は、部下とのコミュニケーションにあてています。これはいいことですが、自分の仕事を後回しにしているリーダーもいます。夜遅くなど、あまり連絡が来ない時間帯に自分の仕事を片付けるのです。
これではパフォーマンスが落ちてしまいますので、日中に予備時間を確保しておく必要があります。新しい商品を考えたり、利益を生み出すなど、リーダーにはクリエイティブな仕事が多いので、能率が一番上がる時間帯を確保したいところです。そういった意味でも、予備時間は必ずとっておく必要があります。
相談禁止タイムをつくる
時間を作る方法として、例えば相談禁止タイムがあります。あらかじめ「今日の13〜15時は相談しないでほしい」と部下に伝えておくのです。その時間は自分の仕事に集中し、それ以外の時間では部下の相談をいつでも受け付けるというものです。
「相談禁止タイム」を設けると、緊急事態が起きたときどうするのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんですが、仮にあなたが大口顧客と面談をしている際、「部下から緊急事態が起きました」とメールが入った場合、対応するでしょうか。よほどのことがない限り対応しないでしょう。
実際、この方法を導入していただいた企業にお聞きしても問題が起きたことはないそうです。心配であれば、事前に起きそうな出来事をピックアップし、対応方法を示しておきましょう。
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●文/吉田幸弘(よしだ ゆきひろ)
コミュニケーションデザイナー・人財育成コンサルタント・上司向けコーチ。
経営者・中間管理職の方向けに人材育成、チームビルディング、売上げ改善の方法をコーチングの手法を使ってコンサルティング活動を行なっている。16年間のBtoB営業で2万人への対面プレゼン経験および11年間の管理職経験で累計100人の部下を育成した経験をもとに「営業力アップセミナー」「褒め方・叱り方・伝え方をベースにしたコミュニケーションセミナー」「モチベーションアップセミナー」も開催。著書に『仕事が早く終わる人、終わらない人の習慣』(あさ出版)、『部下に9割任せる!』(フォレスト出版)、『リーダーの「やってはいけない」』(PHP研究所)など多数。
http://yukihiro-yoshida.com/
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