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これからの人材活用(2012年4月〜2013年3月)

第1回 多様性とは? 経営に活かすには?

「これからの組織運営には、ダイバーシティ(人材の多様性)が大切だ」と、言われます。でも、いったいなぜ大事なのでしょう? また、どうすれば「経営に資する」形で、これを実現できるのか。…について、お答えします!
(アイデム 人と仕事研究所 所長 平田未緒)

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多様な人材活用とは

ここ数年、ダイバーシティという言葉を耳にすることが増えました。直訳すれば、多様性。経営・人事の世界では、ダイバーシティ・マネジメントつまり「多様な人材活用」の意味で使われます。従来の「男性正社員主体」ではなく、女性や高齢者、障がい者や外国人、あるいはパート・アルバイトや派遣社員などさまざまな雇用形態で働く人たちを活用することが、企業の売上や発展に貢献し、競争力の源泉となる、――という考えに基づいて、企業文化や人事制度など、組織全体を変革しようとする取り組みです。

多様性が企業に有益なわけ

でも、なぜ、多様な人材を活用すると、企業の売上や発展に貢献し、競争力が高まるのでしょうか?
理由は、いくつかあげられます。

 △客さまのことが分かる
多くの場合、お客さまは多様です。スーパーや銀行など「地域の全員がお客さま候補」である場合はもとより、若い女性向けネイルサロンであっても、その母親が一緒に楽しんだり、あるいは父親や彼氏が、本人の購買を左右する陰の意志決定者だったりします。自社に、そうした「多様な」お客さまと同じ立場の従業員がいると、お客さまの気持ちやニーズをくみ取りやすくなります。

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企業が永続していくためには、常に商品・サービスに磨きをかけ、また新しい商品・サービスを提案する必要があります。その際、お客さまを飽きさせず、また、ニーズやウォンツに敏感であるには、多様な立場、多様な考え、多様な価値観、多様な経験、多様な能力、多様なスキル…をもったメンバーで、考えること。多彩な意見を出し合ったり、これを練り込むことによって、思いもよらないヒントやアイデアが出てくることがあります。

、社会からの信用・信頼感につながる
高齢者や障がい者雇用、女性の管理職登用や能力活用に積極的な企業は、CSRつまり企業の社会的責任を果たしている企業として、認識されます。さまざまな人が活躍している職場には、「機会均等」の理念が、おのずから表れてくるからです。また、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)が実現できていることの、1つの尺度とされることもあります。

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仕事を細分化し、これを行うのに最適な人材に任せることで、労働生産性が高まります。例えば、季節的に発生する仕事や、長期勤続による熟練や判断を必要としない仕事は、短期間だったり有期契約のパート・アルバイトに。また派遣社員には本人が得意な、より専門性の高い仕事を。一方正社員には、業務に精通することを求め、指示・判断する仕事を担わせます。これにより、人件費の低減化、費用対効果の向上と、流動費化を、同時に実現することができます。

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例えば、これまで男性正社員主体だった組織に女性正社員、あるいは女性管理職が加わることで、組織に風穴があきます。それまでの「ツーカー」あるいは「あうんの呼吸」が通じなかったり、男性とは違う感性・視点で、「それは違う」といった反論が自然と出てきます。これが組織に変化を呼び、変革につながります。ただし、それには「少数派が多数派に染まらない」工夫が大事です。そのためには、少数派をケアしたり、行き過ぎてはいけませんが、サポートすることも大事でしょう。

※次ページでは、多様な人材活用が進む背景について解説します
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株式会社アイデム 人と仕事研究所所長
平田 未緒(ひらた・みお)
早稲田大学卒業後、情報誌記者・編集者として勤務。その後1996年に総合求人広告企業株式会社アイデムに入社、CS、ES、人事制度、マネジメント、能力開発、パート・アルバイトの戦力化などをテーマに、数多くの企業ならびに働く人を取材。2009年より現職。大学講師、社会保障審議会委員等各種公的委員会・研究会の委員も務める。著書に『パート・アルバイトの活かし方・育て方〜「相思相愛を実現する10ステップマネジメント〜』(PHP研究所)等があるほか、各種専門誌に執筆、ならびに講演も多数。
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