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職場のメンタルヘルス/河田俊男

第4回「モンスタートラウマ」

社会的なストレスの高まりから、クレーマーが増えているようです。モンスターペアレントやモンスター患者など、問題のある人たちに接するときの対処法について解説します。

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 レストランで食事をしているときや、ショップで買い物をしているときなどに、大きな声でクレームを言っている人を見かけたことはないだろうか。子供を幼稚園に預けている親が理不尽なクレームを先生に言う。そんなモンスターペアレントに会ったことはないだろうか。


モンスター患者

 香里は、外科の看護師だった。今は退職して精神科に通院している。彼女は患者の理不尽な物言いに傷つき、うつ病になった。例えば、点滴の針がうまく入らない患者に「殺す気か」「なんにも技術がないなら辞めろ」「痛いな、後遺症にでもなったら訴えるぞ」などと言われた。

 そんな患者の言葉も、病気ゆえのことと受け入れようとしていたが、徐々に傲慢で、暴言ばかり言う患者を受け入れることができなくなり、怒りがこみ上げるようになってきた。

 それでも感情を抑えていると、頭痛や吐き気、めまいに襲われ、仕事も手につかなくなってきたのだ。自宅に帰っても、「こう言えばよかったのでは」という後悔や、「あの人はどうしてそういう言い方をするのか」などという考えや怒りがこみ上げ、眠れなくなった。

 やがて、「あんな患者、死ねばいいんだ」という攻撃的な考えが頻繁に頭をよぎるようになり、とうとう精神的に限界になった。そこで病院を退職することにしたのだった。


加害者も病んでいる

 香里のケースのような、クレーマー加害者はとても増えている。加害者はささいなことに腹を立て、罵声を浴びせる。以前は暴力団、ヤクザなどという反社会的な人々がそうした態度をとって、人々を威嚇していた。ところが今は、ごく普通の人がそうしたクレーマーやモンスターに変身してしまう。

 普段はごく普通の人だが、ちょっと気に入らないことがあると、瞬間沸騰的にキレてしまう。不合理な理屈で、弱い立場の人間を責め立てるのだ。



 しかし実は彼らもうつ病であり、ストレスや精神疲労で人格がゆがんでしまっていて、ささいなことに怒りが出てしまうほど、過剰に緊張しているのだ。明日への不安でいっぱいになり、どう生きたらいいか、毎日苦しくてたまらないのだ。しかし、残念なことにそのことには自分では気づかない。


 

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●河田俊男
1954年生まれ。心理コンサルタント。1982年、アメリカにて心理療法を学ぶ。その後、日本で心理コンサルティングを学び、現在、日本心理相談研究所所長。また、日本心理コンサルタント学院講師として後進を育成している。翻訳書に「トクシック・ピープルはた迷惑な隣人たち」(講談社)などがある。
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