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ビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題について、解決やキャリアアップにつながるヒントを学びます。(2019年9月19日)
採用した人に定着してもらうことは、企業にとって重要な人事課題の1つです。少子高齢化は止まらず、この先も労働人口は減少していくことが予測されています。そうした状況下、定着は人事戦略上、これまで以上に大きな役割を求められていると言えます。
定着の実現には、さまざまな面から労働環境を整える必要があります。入社後1年未満の退職理由は、「職場になじめない」といった人間関係や社風といった環境に関連したものか、「入社前とのギャップがある」というリアリティ・ショック(理想と現実とのミスマッチ)に起因するケースが多いと言われています。
そこで最近注目されているのが、アメリカで生まれたオン・ボーディングという考え方です。「船や飛行機に乗っている」ことを意味する「on-board」から生まれた言葉で、本来は船や飛行機に新しく乗り込んできたクルーや乗客に対して、必要なサポートを行い、慣れてもらうプロセスを指します。
オン・ボーディングはそこから派生したもので、採用した新人の定着を支援し、なるべく早く力を発揮してもらえるようにサポートすることを意味する人事施策です。対象は新卒者に限らず、すべての中途採用者(若手や中堅、幹部クラスなど階層は問わない)が含まれ、継続的に行われます。
新卒者は多くの場合、入社時に導入研修というステップを踏みます。学生から社会人・企業人へとスムーズに移行してもらうためです。一方、中途採用者は新卒と違って社会経験があり、即戦力としての期待がかかるケースが少なくありません。ですので、入社直後に十分な意識付けが行われず、導入のための研修は省かれることが多いでしょう。
しかし、中途採用者も新卒者と同じく、その会社では“新人”であることに変わりはありません。入社時に研修などを設けて必要な導入を行うことは、身につけてきたスキルや経験を早期に発揮してもらうこと(=即戦力化)につながります。
●文/三宅航太
2004年、株式会社アイデム入社。Webメディア管理グループ所属。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。
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