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管理職のためのセルフ・ストレスケア講座/高橋雅美

第3回「注意しても相手が変わらないとき〜サービス業・40代Cさん〜」

管理職は、さまざまなストレスにさらされています。ストレスへの正しい理解とその対処法について、事例を用いて解説します。(2022年12月20日)

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今、起きていることを俯瞰してみる

 

 もうひとつ、自分の気持ちを変える方法があります。それは今、起きていることを俯瞰的に見てみる、高いところから見下ろしてみることです。視点が変わると、感じ方も変わります。

 

「プロジェクトリーダーを任されている自分がいる。チームの中に、自分とは合わないと感じるメンバーがいる。そのため、自分はストレスを感じている」

 

 この状況を俯瞰的に見た結果、さまざまな仕事のスタイルを持つメンバーと一緒に働くことで、自分は「自分のやり方を押し付けるのではなく、相手を尊重する」ことが求められている。これは、リーダーとして、自分の考え方や対応力を広げるよい機会ではないかと思えるかもしれません。
 チームメンバーが仕事をしやすいように理解し、「環境を整えることに専念してみよう」と考え方が変わるかもしれません。

 

 

 

 

「自分で変えられること」でストレスを軽減

 

 メンバーとの違いを理解し、よいところを認めた上で、やはりチームとしての一体感が重要だと考えたCさんは、「自分で変えられること」に取り組むことにしました。

 

 報連相を行ってもらう定期的なミーティングを毎週1回行うことにしたのです。オンラインで参加するメンバーもいますが、ミーティングで顔を合わせて、仕事の進捗状況を共有しています。以前のように、「報連相しなさい」と言い続けるストレスからも解放されています。そして、チームメンバーの考えを尊重しつつ、プロジェクトを進めています。

 

※記事の中でご紹介した事例は、守秘義務を遵守するため実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。

 

 


●文/�盒恐軾�(たかはし まさみ)
株式会社ココティアコンサルティング代表
大学卒業後、大手化学メーカー、外資系製薬会社勤務を経て、2013年にカウンセリングルームを開設し、心理カウンセラーとして独立。2017年、組織で働く人たちが心身共に健康で、イキイキと働ける職場づくりをサポートする株式会社ココティアコンサルティングを設立。所有資格は公認心理師、キャリアコンサルタント(以上、国家資格)、臨床心理士(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会認定)など。
https://cocotia.co.jp/

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