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やる気に火をつけるポジティブフィードバック/ヴィランティ牧野祝子

第2回「ポジティブフィードバックで得られる5つの効果」

テーマはチームリーダーのマネジメント能力向上。チームメンバーにフィードバックをするときの注意点、やり方などを解説します。(2023年5月23日)

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上司の仕事はポジティブフィードバック

 現在の職場は以前に比べて多様化しているだけでなく、働き方も大きく変わっています。かつての日本は終身雇用といわれ、仕事が終わった後に上司は部下と頻繁に飲みニケーションを行なっていました。上司と部下が同じ大学の出身であるケースもあり、環境や境遇が似ている人たちが頻繁にコミュニケーションをとっていたら「あうんの呼吸」で理解しあえ、働きやすくなることは言うまでもありません。





 ですが、今は終身雇用が崩壊し、転職は当たり前になりました。また、多くの女性が仕事を持ち、外国人の労働者も増えました。定年が引き上げられたことにより、以前に比べて職場内での「ジェネレーションギャップ」も出てきています。さらにコロナ禍の影響でリモートワークが広がったことも重なり、十分なコミュニケーションをとれずに仕事を進めていかなければならない状況にあります。

 そもそも性別や年齢、バックグラウンドなどが異なる人たちが一緒に仕事をしていくのは難しいことです。そんな職場をリードしていく方におすすめなのが、ポジティブフィードバックです。以前はわざわざ意識をしなくても伝わっていたことが、今は言動で示さなければ伝わりません。令和の今、上司の仕事の9割はポジティブフィードバックと言ってもいいのではないでしょうか。



●文/ヴィランティ牧野祝子(まきの のりこ)
国際エグゼクティブコーチ、株式会社グローバル・キャリアデザイン代表
米コロンビア大卒、仏INSEAD(欧州経営大学院)MBA修了。イタリア・ミラノ在住。障害児を含む3児の母。20年間に渡り、国内外10カ国で米系戦略コンサルティングファーム、仏系化粧品会社、英系酒販会社、伊系アパレル企業でマーケティングや新規事業の立ち上げなど、さまざまなキャリアを積む。さまざまな仕事で培った経験やノウハウを活かし、国際エグゼクティブコーチとして独立。考え方や事情の異なる人たちが一緒に仕事をするには、個々のよさを引き出す環境を作ることが必要と考え、ポジティブフィードバックを活用したコーチング・スキルを伝える活動を行う。法人・個人を問わず、グループ面談やセミナーなどを年間2000セッション実施。著書に『国際エグゼクティブコーチが教える人、組織が劇的に変わるポジティブフィードバック』(あさ出版)。
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