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デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏

第7回「離職防止に効く! バディ制度」

マネジメントに時間を取れないプレイングマネジャーに向けて、15分で完結できるマネジメント手法をお伝えします。(2024年10月8日)

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 お薦めはバディ制度の導入です。新人1人に対して入社5年目までの若手スタッフを1〜2人サポート役(バディ)に任命し、15分の個別ミーティングを継続的に実施します。入社したばかりの新人の中には、周りとのコミュニケーションが苦手なスタッフもいます。そういうタイプでも、気軽に話しができる仕組みがバディ制度です。

 バディ制度では、15分程度の個別ミーティングを定期的に行います。それに加えて、普段からLINEグループなどを活用して、コミュニケーションを頻度多く取っていくのがポイントです。





誰を選ぶか?

 新人はバディから大きな影響を受けるので、人選は慎重にしましょう。会社の考え方、教育方針をきちんと理解し、共感していることが必須です。新人のモデルとなるような人物であることも欠かせません。また、先輩スタッフは、普段の自分の仕事を抱えながら、バディ役の業務を行います。上司はそのことを理解し、該当スタッフとコミュニケーションを取り、必要に応じてサポートを行いましょう。

 私が研修で関わっている企業では、バディとの個別ミーティングの中で、新人の悩みを聞き出し、会社として早期に解決策を立てたことが功を奏して、新人の退職を防ぐことができています。バディ制度は、新人の早期離職を防止する有効な手段だと覚えておきましょう。



●文/岡本文宏(おかもと ふみひろ)
メンタルチャージISC研究所株式会社代表取締役、繁盛企業育成コーチ
アパレル店勤務、セブンイレブンFC店経営を経て、2005年メンタルチャージISC研究所を設立。中小企業経営者、エリアチェーンオーナー、店長などに向けた小さな組織の人に関する問題解決メソッドや、スタッフを活用して業績アップを実現する『繁盛店づくり』のノウハウを提供している。『仕事のできる人を「辞めさせない」15分マネジメント術』(WAVE出版)、『人材マネジメント一問一答』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『店長の一流、二流、三流』(明日香出版)、『繁盛店のやる気の育て方』(女性モード社)など著書多数。
https://okamotofumihiro.com/
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