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事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子

第7回「病気になっても病院に行かない技能実習生」

働き方や価値観が多様化する中、マネジメントは個別対応が求められています。さまざまな事例から、マネジャーに求められる対応を解説します。(2024年10月15日)

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(2)病院に同行する     
 必要であれば、病院に同行することを考えましょう。実習生にとって言葉の壁や文化の違いが、病院に行くハードルを高くしている可能性があります。同行することは、本人の不安を和らげることにもなります。


(3)相談窓口を紹介する
 もしBさんが今後の医療費や健康に関する問題で困った場合、会社の相談窓口や人事部もしくは監理団体に相談することを提案しましょう。Bさんが会社のサポートを最大限に活用できるように促しましょう。





法改正の影響(技能実習生制度は廃止、新制度へ)

 2024年6月14日、技能実習制度に代わり、新たに育成就労制度を設けることを柱とする改正出入国管理及び難民認定法(入管法)などが、参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。

 これにより、外国人の受け入れ対象分野や転職など、外国人雇用に関する枠組みが大きく変化します。新しい制度によって、外国人材はますます増加することが予想されます。企業には外国人労働者の受け入れや雇用に関して、より一層の対応が求められることになります。

 具体的な変化として予想されるのは、新制度の導入によって外国人労働者のキャリアパスが広がり、転職の自由度が増すことです。また、企業には外国人労働者のニーズに応じた支援体制を整える必要がこれまで以上に生じ、その結果として、より多様な人材が日本の労働市場に入ってくることが見込まれます。企業には外国人労働者の受け入れ体制の強化と、働きやすい環境づくりに力を入れることが求められます。



●文/山田真由子(やまだ まゆこ)
山田真由子社会保険労務士事務所代表。特定社会保険労務士、公認心理師、キャリアコンサルタント。26歳のときに3度目の受験で社会保険労務士に合格。さまざまな業種にわたり、約15年のOL 生活を経て、2006年12月に独立開業。現在、「誰もが輝く職場づくりをサポートする」をミッションとして活動している。経営者や総務部担当者などから受けた相談件数は延べ10,000件以上、セミナー登壇は1,500回以上を数える。著書に『外国人労働者の雇い方完全マニュアル』(C&R研究所)、『会社で泣き寝入りしないハラスメント防衛マニュアル部長、それってパワハラですよ』(徳間書店)、『すぐに使える!はじめて上司の対応ツール』(税務経理協会)。
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