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ヒトがあつまる職場/田中和彦

第9回「上司が部下に謝ることができる組織」

企業は、ずっと同じ人たちで運営していくことはできません。人が辞めても、また入ってくる職場について考察します。(2024年12月12日)

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間違いに気づいたら、すぐに謝ること

 今回は、まずお詫びから始めさせてください。
 第7回のコラムでは、「ヒトがあつまる職場か、逃げ出す職場か」というタイトルで、風通しが悪く、物が言いにくい職場には、ヒトがあつまらないという内容の話をしました。その中で、斎藤元彦兵庫県知事のハラスメントの件を引き合いに出しました。

 知事が絶対的な「悪」の立場であり、告発者が絶対的な「善」という前提での内容でした。ただ、兵庫県知事選挙活動の過程で、一般には報じられていない情報がSNS等で数多く出てきました。それらの情報の中には、斎藤知事の疑惑自体が兵庫県内における既得権益勢力による捏造(ねつぞう)説なども存在していました。さらには告発者の方のほうの疑惑までが取り沙汰され、善と悪の構図が正反対になるような内容まで含まれ、仮にそうだとしたら、まるで映画の逆転劇のような話だとまで思いました。

 結果、11月17日に行われた兵庫県知事選挙では、県民の支持を得て斎藤さんが返り咲きました。現段階では、選挙中の情報の真偽はいまだ藪の中ですし、疑惑についての真相の解明はこれからだと思います。今では公職選挙法違反の話題も出てきています。
 ただ、ハラスメントの件について伝聞だけで断定的な言い方をしてしまったことについては、自分自身深く反省しており、斎藤さん、および読者の方に深くお詫びいたします。

 そこで、今回のコラムでは謝罪すること、とりわけ「上司が部下に謝罪すること」についてお伝えしようと思います。





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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)、『時間に追われない39歳からの仕事術』(PHP文庫)、『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』(WAVE出版)など多数。
連絡先:info@planet-5.com
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