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シゴトの風景

第134回「副業アルバイトのリアル」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2025年7月29日)

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「どれだけ希望を出しても、シフトに入れるのは週3回程度。せっかく副業で稼ごうと思ったのに、結局思ったほど収入につながってないんですよね」
 近年の物価高の影響で生活がじわじわと苦しくなり、20数年ぶりに飲食店でアルバイトを始めた宮澤要子さん(仮名・48歳)。定時退社が基本の本業の事務職の仕事を終えてから、自宅近くの蕎麦屋で平日の夜と週末を中心に働いているという。

 久しぶりの接客に、最初は戸惑いもあったという宮澤さん。けれども、持ち前の明るいキャラクターで、スタッフやお客さんとも打ち解けていった。
「もちろん、最初は失敗もたくさんしました。そのたびに大学生の先輩スタッフがフォローしてくれたのですが、釣り銭を間違えてしまったときに『大丈夫です! 私も通ってきた道ですから』と言われたときには、複雑な気持ちになりましたね」





 学生時代も飲食店でアルバイトをしていた宮澤さんが一番苦労したのは、端末を使ったオーダーシステムや、レジでの決済スタイルの多様化に慣れることだったとか。
「私が大学生の頃は、紙とボールペンでオーダーを取り、お会計は現金が基本。複雑化した電子ツールの操作方法をマスターするのには、時間がかかりました」

 さらに、宮澤さんが驚いたのは、なかなかシフトに入れないこと。平日の夜と土日祝を合わせて、週2日働ければいいほうだという。
「世の中的に人手不足というわりに、あまりシフトに入れなくてガッカリ。それほど大きなお店ではないのに、アルバイトが30人以上いるから仕方ないんでしょうね」

 そんな状況にもかかわらず、アルバイトに向かおうとする1時間ほど前に、お店の人から「すみません! 今日は暇なので、ナシでお願いできますか」と、ドタキャンの連絡が入ることもあるのだとか。
「ごねても心証を悪くするだけなので『承知しました!』と返事をするものの、正直なところ困ります。時間が無駄になってしまいますからね…」

 もっと稼ぎたいと思った宮澤さんは、思いきってスキマバイトにも登録。単発でいろいろなアルバイトにもチャレンジしてみたという。
「印象に残っているのは、お祭りの会場で焼きそばを作るアルバイト。レアなアルバイトだったので新鮮で、とても楽しかったです。ただ、スキマバイトは毎回が新しい職場で、新しい人たちと顔を合わせることになるので正直疲れるなぁと。そこで、定期的に通えるアルバイトをもう1つ増やすことにしました」

 現在は、宮澤さんは蕎麦屋に加えて、中華料理店でも働いている。ただ、そのお店もアルバイトスタッフが飽和状態で、週1〜2日しか入れないのだとか。
「私は本業があるからいいとして、かわいそうなのはアルバイトで生活費を稼いでいる大学生。聞くと、複数のアルバイトを掛け持ちしているとのことでした。人手不足が叫ばれる今の時代に、働きたくても働けないという現実には驚きを隠せません」
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