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人材育成のツボ

製造業A社が、社員教育で「業績向上」できたわけ

アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづる「人材育成のツボ」。今回は“製造業A社が、社員教育で「業績向上」できたわけ”です。

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企業内教育の三基本形を連動させる

 多くの企業が「人材育成」の大切さを唱えます。しかし、いざ研修となると、耳にするのが「時間がない」「予算がない」。そして「どうすれば効率的に研修できる?」「必要な能力は、仕事をしながら身に付けてほしいのだが」といった、疑問であり要望です。

 厳しく、変化の速い経営環境。だからこそ人材は、「効率よく」育てたい。教育投資以上の成果が出れば、最高です。でも、いったい、どうすればよいのでしょう。
答えは、「企業内教育の三基本形」を、職場に導入することです。

 三基本形とは、OJT(On the Job Training/職場内で仕事をしながら進める訓練)、Off-JT(Off the Job Training/職場を離れて行なう集合研修)、SD(Self Development/自己啓発)の3つです。これらを、どれか1つだけでなく、うまく連動するように、組織全体に機能させていくのです。

 例えば、Off-JTとOJTが連動せず、Off-JTでの学習が現場で発揮できなかったら、どうでしょう。どんなに質の良い研修でも、「ちっとも役に立たない」と思われてしまいます。


工場勤務者にも「コミュニケーション能力」を!?

 そこで、研修成果を現場の仕事と連動させて、好業績を維持している製造業・A社の事例を、見てみましょう。

 A社は5年前に、人材育成を全社方針として掲げました。そして、経営環境の変化に迅速に対応できる、“多分野において高い能力を発揮できる人材”の育成計画を立てました。

 新育成計画における大きな変化は、工場勤務者にも、ヒューマンスキル(対人関係能力)やコンセプチュアルスキル(概念化能力)が、求められるようになったこと。従来は、製造・機械操作など従来型のテクニカルスキル(業務遂行能力/技能)向上重視でしたが、“親より年上のパートさんとコミュニケーションをとりながら仕事を進める”ことや、 “業務上の問題・課題を解決したり、目標達成する方法を主体的に考える”必要性が、工場勤務者にも新たに生じてきたからです。

>>>次ページに続く

 

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●文/波多野雅彦(はたのまさひこ)
アイデム人と仕事研究所 教育・研修企画/営業担当
大学卒業後、大手ゼネコンにて国内外建設プロジェクトの施工管理に従事。経営学修士号取得後、経営コンサルティング会社にて、経営体質改善・人材育成支援業務に携わる。現在、アイデム人と仕事研究所にて、教育・研修を通してお客様が目指す会社づくり、人づくりにお役に立てることを目指して日々業務に取り組んでいる。

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