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働き方改革を実践する

第4回「推進のカギは主体性」

セントワークス株式会社の一之瀬幸生さんは、自社のワーク・ライフバランスを推進しており、自身も時短勤務です。企業の働き方改革を支援するワーク・ライフバランスコンサルタントでもあり、双方の立場から働き方改革について解説していただきます。(2019年3月28日)

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 4月から法改正となりますね。働き方改革は、働き方改革関連法施行によって厳しくなる残業時間規制の対応として、やらされている感の企業もあるかもしれません。しかし、本来は生産性を高めて利益アップと残業削減を実現し、従業員が自分の時間を有意義に使うことで成長やモチベーションUPにつながり、職場にも好影響を及ぼす好循環サイクルを目指す攻めの戦略です。その結果、持続的な成長と優秀な人材確保・定着につながります。

 

 例えばセントワークスでは、取り組みを始めた1年目で残業は半減し、経常利益は155%となりました。その翌年も経常利益が増えました。また、私が働き方改革を支援させていただいた企業のあるチームは8カ月で残業時間68%削減、売上目標144%を達成しました。
 成果を出している企業の共通点は、経営者や事務局が働き方改革は企業にとっても、従業員にとっても、必要な取り組みだと信じ、重要プロジェクトとして進めている点だと感じます。

 

 

カエル会議を開く

 

 さて、今回も現場での働き方改革について考えていきます。改革の推進にあたっては、前回お伝えしたカエル会議の開催をお勧めしていますが、実はここでさまざまな壁に直面することがあります。

 

 例えば、「早く帰った方がよいと思っている」し、「ムダも少しはある」と思っていても、チームの関係性やお客さまの都合があるから難しいなど、総論賛成、各論反対のケースがよくあります。そんな中で前向きに議論を進めるために、カエル会議では「全ての意見は否定しない」というグランドルールの下、本音で話せる場作りを大切にして、少しずつひも解きながら進めていきます。

 

 そうするともし誰かが否定しそうになっても、ルールを思い出して他の誰かが「今日はこのルールだよね」と言ってくれます。私が訪問する企業さまでは、ほとんどの方がグランドルールを守ってくれますので、きっと皆さまが思っているより効果的かと思います。

 

 

 

 

 

あるチームの話

 

 ある企業のチームのお話です。徐々に本音で話せるようになってきたとき、中堅社員Aさんから「結局、何を話し合ってもリーダーのひと言で決まってしまうから同じだ」という発言が出ました。そこでリーダーは「みんなが時間意識を持ちながら仕事の質を高めていくことが重要で、A君は今まで時間意識が薄かったから指摘していた。けれど、いつ何をやっているかを共有してもらえたら問題ない」という自分の考えを分かりやすく伝え、その後は部下の話をよく聞き、意見を取り入れるようになりました。

 

 そこからAさんをはじめ、部下たちからそれまでのような不満は出なくなり、建設的な意見が出るようになりました。リーダーは以前から、部下に同じようなことを伝えていたかもしれませんが、届いていなかった可能性があります。リーダーのメッセージを受けとめた部下が本音をぶつけ、リーダーも部下の気持ちを尊重しながら話を進めたとき、変化は起こります。

 

 

>>次ページに続く
・主体性を大切にする
・最後に

 

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●文/一之瀬幸生(いちのせ さちお)
セントワークス株式会社ワーク・ライフバランスコンサルタント、株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタント、産業カウンセラー
介護・福祉関連のサービスを展開しているセントワークス株式会社で、ワーク・ライフバランスに関するコンサルティング業務に従事。働き方改革や女性の活躍推進、介護と仕事の両立支援などについての講演活動も行っており、企業や自治体が開催するセミナーに登壇。自身もワーク・ライフバランスを実践し、2016年5月より時短勤務制度を利用して仕事と育児を両立中。
https://www.saint-works.com/business/wlb/

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